太宰府天満宮の3つの橋

旅のレポート
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☆心字池に架かる橋

旅に出まして、まずは太宰府天満宮に来ております。

こちらは今日、午前中が雨模様てありました。気温は割合暖かめでして、私はTシャツ姿で歩きましたが、中にはたまに、たった今、札幌の屋外から瞬間移動してきたような超重装備の方もいらっしゃって面白かったです。

さて、太宰府天満宮の心字池。

これは上空から見ると、池の形が「心」という漢字の草書体に似ているので、そう呼ばれている池でして、心字池自体は、全国各地にあります。

たしか心字池の技法は、安土桃山時代あたりに成立したと記憶しておりますが、少しあやふやな記憶です。ともあれ、かなり古くからある技法であることは間違いありません。

ただ、池の形が「心」という漢字に似ているとは申しましても、このブログの活字と同じ「心」ではありませんのでして。

では何かと申しますと、草書体てす。草書体の「心」の形に似せられているのです。

ちなみに草書体と申しますのは、漢字の細かな所を省略して速記目的に作られた文字の形の形式。この形にすることによって、一箇所から見ただけでは池の全体像が見えないので、空間に奥行きを持たせるため、、、と、私のあやふやな記憶では、確かそうだったような気もします。

ご興味ございます方は、是非お調べください。庭造りにも、なかなか深い哲学性がある事が見えてきて面白い世界でありますので。

話は戻って。

この太宰府天満宮の心字池には、三つの橋が架けられております。それぞれが過去、現在、未来という意味を持っていると言うので、歩いてみました。

最初の過去を意味する橋と、最後の未来を意味する橋は、どちらもこんもりと小山のように盛り上がった太鼓橋でして。真ん中の、現在を表す橋だけが、水平の平橋でありました。

なにぶん旅先でして、調べようにも調べられず、またスマホでネット検索で探ろうにもバッテリーの心配や、電波状況も不安定なので、思うままに書きますが。(もしかしたらこのことに関してはとっくに説明済のことかもしれませんが、そういう旅先の事情で調べもせずに感じたまま書きますのでご容赦下さいませ)

太宰府天満宮心字池の、現在を意味する平橋からは、過去と未来の橋がある事は見えるのですが、その先が、橋の高さのために見通せません。

これはつまり。人は見える範囲の過去と未来に縛られて与えられた人生を生きるものだが、忘れ去られた遠い遠い過去と、まったく見えるはずもないが確かに存在する遥かな未来ともつながっているという暗喩なのかなと感じました。

太宰府天満宮を参拝するには、それらを越えて来なければならないわけで、もしかするとその意味は、今抱えている悩みや喜びや希望や絶望さえも乗り越えて、難しい言葉で申せば、時空連続体のあなたとして、私に会いにいらっしゃいという学問の神様、菅原道真公が仰っでいるかのような、心字池の三つの橋の様に、私は感じました。

いやはや。建築技法は全くの哲学なのではないかと思ったら、雨の太宰府天満宮さんぱいでありました。

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
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