☆蜘蛛は天才手芸家だとおもった日
熊本で暮らしている母の趣味が、手芸。
こちらもいよいよ寒くなってきて編み物の季節になって来ました、幾種かの毛糸を送ってくれませんかとのこと。
母の暮らす街には大きな手芸屋さんが無く、色んな毛糸を買えないのです。
ところが、札幌にはありますから。
そこでこれまでは、家内が母の要望を受けて買って、送って、とやってくれていたのです。
ところが昨日は、私がたまたま仕事でその毛糸屋さんの近くを通るので、買ってくることに。
毛糸買うぐらい簡単だ!と、意気揚々と立候補。
しかし初めての毛糸屋に向かう私に、、、。
大丈夫?
分かる?
と心配する家内。
たかが10巻、買えばいいだけの話です、心配しすぎでしょう。
「○○と△△と□□とで10巻」と暗記していることを伝え、自信満々自宅を後にしました。
ところが。
そこから2時間後に到着した手芸専門店、おそるべし。
私の想像を軽く超えるほどに、種類も色も多い、、、多すぎる。
この写真なんてほんの一部。
周囲の壁も、ズラリと毛糸、毛糸、毛糸。
しかもウールだのアクリルだのカシミアだのモヘアだのレーヨンだの、、、
太さも色々。
なんなのでしょう、30分迷った挙句、私は何も買えずにおめおめと店を出る羽目になったのです。
昨日、ワカバグモの話をしましたが、蜘蛛はエライですね。
自分の体から粘液を飛ばして、それが空気に触れると強力な糸になる。
その糸で、巣を作り、獲物を捕らえ、卵を包み、地面に降りたりまたよじ登ったり、場合によっては糸を空中に飛ばして風を受け気球みたいに空中移動することもあります。
蜘蛛のそういった糸は、7種類もあるという事です。
なので蜘蛛はその使い分けを瞬時に判断して調合してることになるわけです。
毛糸屋で混乱した私は、つくづく、蜘蛛というものは凄い生き物だなと改めて思い知らされたのでした。
母よ、お役に立てずごめんよ等と思いつつ。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊