二十四節気~小満2026

雨上がりの花 旧暦(太陰太陽暦)
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☆梅雨の走りの雨が降る時候

さて旧暦の二十四節気は、昨日で立夏を終え、今日からは小満に入りました。

この小満と申しますのは、草木が茂り、天地に力がみなぎってくるという時候です。
そして、梅雨の走りとも言われる雨、麦雨が大地を湿らせるのもこの時期です。

札幌でも、一昨日から今朝がたにかけてたまに弱い雨が降り、日中は割合爽やかな温かさ。
これを機に一層山々の緑が濃くなっていきそうな気配です。

但し今年は例年よりも2種間ほどリラ冷えも早く来ましたので、これからの朝晩の冷え込みも来ないだろうと、いよいよ我が家でも室内から外へと、寒さに弱い鉢植えを出し始めました。
例年では考えられない事ですが。
雨上がりの花

☆小満の七十二候

初候:蚕起桑食(5月21日~5月26日)

読みは「かいこおきてくわをはむ」。

重要産業であった養蚕業は、しっかりとこのように暦にも反映されています。
旧暦の基準地、近畿地方ではこの時期に多量の桑の葉を与え、一気に蚕(かいこ)を5齢幼虫まで育てたそうです。

ただ現代では化繊などに押され、日本の養蚕業も衰退の一途をたどっていると聞きました。
どうか国の方針が、目先の利益にではなく、日本の伝統や文化の素晴らしさを受け継ぐという方向に大転換してくれないかと願う昨今です。

日本には、日本人が当たり前と捉えすぎて、有り難さを感じていない貴重な風習や産業も沢山あるのに、最近は残念なニュースが多く寂しさを感じておる私です。
桑の葉

次候:紅花栄(5月27日~5月30日)

「べにばなさかう」と読みます。
これも昨年触れましたが、奈良時代に渡来した紅花は、薬用としても染料としても重要な植物でした。

植物名が「紅花」なので「べにばなさかう」を花の開花時期と勘違いしやすいですが、この時期はまだ紅花の開花時期にしては一ヶ月ほど早い。
という事は多分。
紅花栄は、花の満開期ではなく、紅花という植物の生長の最大期の事だと私は思うのです。

余談ながら、花を咲かせるための生長は、生殖生長。
そして、花の前に、体を作り上げる時期は、栄養生長と申します。
紅花

末候:麦秋至(5月31日~6月5日)

「むぎのときいたる」と読みます。

こちらも重要な作物であった麦、その内の昨年秋に種をまいた、秋まきの麦。
この収穫時期がこの頃です。

近年、気候が変わってきていますので、今年の麦の収穫はどのように成るのでしょうかと気になりつつ。
今回はここまで。
麦の穂
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き日となりますように💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
旧暦(太陰太陽暦)
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