☆不老長寿を願う菊酒
今日は旧暦の九月九日。
陰陽思想では、九という数字が「陽」の最大数でありまして、それが月と日で重なるので重陽の節句という呼び名になったと聞いています。
重陽の節句は、別名、菊の節句。
大陸から渡って来た菊が、本来咲くのはこの時期でありまして、元々は薬用とされていた植物です。
ですのでその薬効「久しく用いれば身が軽くなり、老いや飢餓を無くし、寿命を延ばす」を酒に浮かべて飲むことで、不老長寿につながるとされたのでしょうね。
実際に菊の花には、現代においても、風邪の初期症状の緩和や、目の不調のやわらげ、体内の熱や毒素を出す効果があるとされております。
あそうそう。
現代ではという話に追加しますと、花屋さんで購入した菊の花には農薬が残っている心配がありますので(売られている花には基本的に虫食いの跡はないでしょう、そう言う事です。)、ご自宅で咲かせた花を使うのがベスト、もしくは売られている食用菊を使うか、が安全でしょう。
また菊が風邪に効くと申しますのは、同じキク科のハーブであるカモミールも、風邪の初期症状がある時にお茶にして飲むと良いとされています。
菊もカモミールも、アピゲニンとかルテオリンとかテルペン酸た菊が風邪に効くと申しますのは、同じキク科のハーブであるカモミールも、風邪の初期症状がある時にお茶にして飲むと良いとされています。菊もカモミールも、アピゲニンとかルテオリンとかテルペン類など、共通の成分を含んでいますので、これらの働きが関係しているのかもしれませんね。
菊酒が不老長寿に良いとは申しましても、それが本当に科学的な真実なのかどうかというのは脇に置いておきまして。
ただ長く生きればよいというモノではなくて、どうせ長生きするならば、健康的に元気に命を永らえたいものではあります。
ということで、頂きます。
本日、重陽の節句です。

