二十四節気~寒露2026

西岡水源地 ささやかな発見
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☆朝露がそろそろ凍りだす直前

さて今日から、二十四節気は「寒露」に入りました。
これは段々と気温が低くなってきて、朝露が氷結しそうになる頃という意味があります。

皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか?
札幌では朝晩、ストーブが恋しくなるくらいに肌寒くなってきました。
先日は、冬の訪れを告げる雪虫を見ましたので、どうやらすぐそこまで、冬が来ているのでしょうね。

そうそう。
今朝は札幌市の西岡水源地を歩いてきました。
空の青が水源地に移り、空気もキリっと、やや冷たく感じました。
西岡水源地

☆寒露の七十二候

今年の寒露の初候~末候の期間は、日のズレもなく、昨年と同じになっております。

初候:鴻雁来(10月8日~10月12日)

「こうがんきたる」と読みます。
鴻雁とは、ヒシクイの事です。

ヒシクイは、体の大きさが80センチくらいの、大型のカモ科の鳥です。
パッと見て分かりやすい特徴は、クチバシでしょうか。
黒いクチバシの先が、オレンジ色になっているので、ここが分かりやすいポイントかなと思います。
オレンジ色は、クチバシだけではなく、足もその色になっています。

夏の間は涼しいシベリア辺りで繁殖し、冬になると、南は島根県辺りまで渡って来ますので、本州の方は寒い時期に見かける事もありますよね。

ただ私が暮らしている北海道は、どうやら通過点に過ぎないらしく、よくよく注意して見ていないと分からないですね。

この時期に飛来する鴻雁を見かけましたら、命がけの長旅をしてきたわけですから、暖かく見守ってあげて下さい。
ヒシクイ

次候:菊花開(10月13日~10月17日)

「きくのはなひらく」と読みます。

渡来植物でありながら、日本文化と深く関わって来た菊。
その菊が、本来はこの時期に花を咲かせておりましたので、暦にも読み込まれております。
今では品種改良が重ねられて、また加温ハウス栽培などで年中出回っている花ですので、現代の感覚ですとなかなかピンと来ないかもしれませんが。
菊は元々、この時期に咲く花でした。

旧暦の九月九日は、今年の新暦では10月19日に当たります。
この日は重陽の節句で、別名が「菊の節句」
この日に無病息災を願い、酒に菊の花びらを浮かべて頂くのは、菊酒です。
白菊

末候:蟋蟀在戸(10月18日~10月22日)

「きりぎりすとにあり」と読みます。

蟋蟀と書けば、現代では「コオロギ」と読むのですが、昔は「キリギリス」と読んだのだそうです。

色彩の緑などを昔は「青」と言っていたように、厳密な生物学というモノが無かった時代には、日本人はある程度おおらかな表現を好んだのでしょう。

秋の終わりごろ、夜の草むらから盛んに聞こえてくる虫の音は、すべて「コオロギ」と呼んでいたという話も聞きます。

また、昔は、現代の私達がキリギリスと呼ぶ虫をコオロギと呼び、私達がコオロギと呼んでる虫を昔はキリギリスと称した、そんな話も耳にします。

そんな夜の草むらで音色を奏でる虫たちが、人の生活する戸口までやってきて鳴くのですから、この時期になると少しでも、人の生活に暖を取りたいのかもしれませんね。
ことほど左様に、昔の日本人の生活は自然の間近にあったという事なのでしょう。

蟋蟀在戸。
虫たちにとっても厳しい寒さの季節の始まりであります。
中秋のトンボ

では今日の記事の最後に、西岡水源地の、趣のある取水塔の写真を添えて。
西岡水源地
という訳で、最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き夜をお過ごしください💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
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