☆身近に小さな不思議はいっぱいあります
ヒラタカゲロウの幼虫の写真が撮れましたのでご紹介。
大きさは5mmほど。
川底の石にピタリとくっついていて、そっと絵描き用の小筆で白皿に移したものです。
虫メガネも使いましたが、こういう時はスマートフォンのカメラも大活躍ですね。
撮影して拡大して見せましたが、集まった小学生たちからは大歓声。
かっこいい
かわいい
ふしぎ
かまない?
何食べてるの?
息はどうやってるの?
いつ生まれたの?
疑問質問が次々渦を描きだし、私にとっても、より楽しい時間に変わって行きます。
その回答を、子供達に届く言葉で伝えて行く。
充実のひと時であります。
最後に一つ簡単に申しますと、この写真。
六本の脚と二本に分かれた尻尾の間のフサフサ、これがエラで、これを使って水中で呼吸すると知ると、子供たちの目は一層キラキラ。
息って鼻と口でするものだけじゃないんだって気付いて、ずっとキラキラ。
このヒラタカゲロウの幼虫は、10分ほどみんなで観察して、また元の川の草の陰にそっと返してあげました。
観察させてくれてありがとうの気持ちを、小学生のみんなと共に添えて。
色んな生き物に触れるチャンスの多い夏休み。
こうして何でもないような観察の中から、不思議をたくさん見つけ出すことができます。
その不思議の中から、なぜ?どうして??と自分で疑問に感じたことを調べて行けば、もうそれは研究です。
大事なのは、調べてみたけれど結局何も分からなかったというのも立派な研究なのです。
ここを忘れないで下さいね。
そろそろ自由研究に追われる子達も多くなる頃かな。
みんな、頑張って。
自由研究は、自由で良いのだから。
という事で今回はここまで。
朝晩は肌寒くなった札幌ですが、晴れた日中はやはりまだ夏。
今日はのんびり過ごす日曜日にします。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊