☆持つべきものは親戚のじいちゃんです
前の九州への旅で、すっかりソテツに魅了されてしまった私。
育っても1年で1センチだなんて、なんて雄大に生きてるのでしょう。
さて先日、別件で九州に暮らす親戚のじいちゃん(89歳)に電話をしてたら、そのじいちゃん「俺んちの庭にもソテツがあるぞ」と威張っていました。
待ってください、親戚のじいちゃんだなんて書きましたが、私もじいちゃん世代に両足を突っ込んだんですね(60歳)。
これを書いてて気づきました。
そんな、先輩じいちゃんから届いた1個のゆうパック。
つまり、じいちゃんからじいちゃんへの何らかの贈り物です。
ソテツの不定芽。
何の文(ふみ)も添えられておらず、新聞紙に厳重にくるまれたソテツの不定芽が2個。
☆とりあえず植えてみる、やってみる
ソテツのこういうのって、もっと大きく、大人のこぶし大の物が良いらしいんですね。
ところが、送られてきたのはピンポン玉ぐらいの大きさ。
これでは上手く育たないかもしれませんが、せっかくのご厚意、応えたいものです。
というわけで早速、鉢を用意しまして、黒土と腐葉土を準備。
下の方には、赤玉土も入れました。
それで、土をスリキリ程度入れて(水を与えると土は沈みますから)、土も鉢も室温になるまで待ちました。
その後、ソテツが半分くらい隠れる位置まで植え込みしました。
まぁ、植え込みといいますとカッコイイのですが、つまりは、ねじ込みました。
☆とりあえず、育ててみる
ソテツは南国の植物ですよね。
なので、ここ北海道で育てるのは基本的に難しいです。
特に問題なのが秋の終わりから、春の終わりごろまでの寒い時期。
この寒い時期をどう乗り越えるかが、ソテツの北海道栽培のポイントでしょうね。
特にこの小さいソテツは、まだ根も出ていない状態ですから、ある程度暖かい室内で育てたいです。
最低気温は15℃ぐらいが良いのでしょうか?
まぁ、北国の室内は南の方と違って、防寒対策は万全です。
夜、就寝中でも10度以下に下がることは、現代ではないですね。
ということで、なんとか夜の温度(夜温と言います)を最低15℃にキープするために用意したのがこちら。
ホームセンターなどで売られている発泡スチロールの小箱。
フタ付きです。
この箱に就寝前、ソテツ2鉢を入れて、さらに熱湯で満たした耐熱ガラス瓶フタ付きを入れて箱を閉じます。
そうです、湯たんぽ作戦。
こうして、九州のじいちゃんから頂いたソテツの不定芽2鉢、これからお世話して行こうと決めました。
上手く行くか分かりませんがこの歳になっても何事にもチャレンジです。
皆さんもこのように、気になる植物がありましたら、是非、安い材料を工夫してやってみてください。
安い道具を工夫して使う事で、脳を刺激します。
そして、愛情をより一層注げる存在がある事は、心を強くします。
失敗は恐れない、まず始めなきゃ、何も始まらない、です!
では今日も、最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ、佳き一日をお過ごしくださいませ💐