☆組み立て時間90分
完成しました
昨日、自動水やり装置を組み立ててみました。
設計図も作っていない、実にいい加減なものですが、とりあえず昨日は上手く動いてくれることを確認できました。
そこで今日は、先日の材料一覧をどう組み立てたのかをご説明します。
①電源とタイマーをセット
まずはコンセント。
ここにタイマーをセット。
タイマーの時間設定はまだこの時はしておりません。
このタイマーに、お風呂用ポンプの電源をセット。
まだこの電源は「切」にしておきます。
②お風呂ポンプにホース取り付け
お風呂ポンプの電源からコードが伸びた先に、ポンプ本体があります。
このポンプの筒状になったところから水が出てきますので、そこにホースを取り付けます。
ちなみに、水を取り込む部分は、ポンプの灰色の部分からです。
取り付けるホースは、例の耐圧防藻ホース。
これを私の場合は20cmの長さに切って、取り付け口をあたためて柔らかくしてから差し込みました。
灯油ストーブを点けていましたので、そこの熱で10秒ほど温めたら柔らかくなりましたので、スッと差し込めました。
このつなぎ目を、ホースバンドでこのように固定します。
③ポンプからの水流調整
三又ジョイントの取り付け
これでこのポンプを、水を張ったバケツに入れて電源を「入」にすると、ホースから勢いよく水が飛び出します。
それでは、鉢植えの水やりにも量が多すぎますし、勢いも強すぎます。
そこで水量の調節が必要になってきます。
ここでまず使うのが、三又ジョイントです。
これをポンプにつないだ30㎝ホースの先端に取り付けます。
三又ジョイントをつける側は、青いコックがついていない方です。
ここをお間違えなきように。
次に取り付け方ですが、このように青いキャップを外して、中のギザギザしたプラスチック片も取り出します。
この向きのまま、青いキャップをホースに通します。
そして白いギザギザを、狭い方からホースの外側に噛ませます。
お間違いなきよう!
狭い方から、です!!
この際、ホースをストーブの熱で15秒ほど温めて、夏場のホースみたいにふにゃふにゃにしておきましたので、スムーズにできました。
ここまで来たら、三又ジョイントの本体で、白いギザギザをホースの奥まで押し込みながら、、、
こういうふうに。
白いギザギザをしっかり押し込めたなら、そこに青いキャップをかぶせつつ、三又ジョイント本体にねじ込んで固定します。
水流の方向と水量調整
赤いドライバーで示したのが、ポンプからくみ上げた水が流れる方向です。
水の流れる方向が二つに分かれるのが見えますでしょうか?
この二つの水流は、一つが元のバケツに水を戻す役割。
もう一つが、鉢植えに水を届ける役割となります。
同じように、耐圧防藻ホースを取り付けるのですが、とりあえず私はこうしました。
水を戻すホースは80cm。
鉢植えに届けるホースは180cm。
例えば、ポンプから毎分組み上げる水を100とします。
ところが、鉢植えが土や植物を傷めないように受け入れられる水の量は毎分2と仮定。
鉢植えは4つありますから、4×2=8。
なのでこのポンプからそのまま4つの鉢植えに水を与えていたら、100-8=92。
なんと92%の水が余分で、こうなれば部屋中水浸し。
しかも鉢植えの土までもが流れ去ってしまうのです。
ですので、ポンプからの水量を、元のバケツに戻す流れが必要となるわけです。
その加減は、ここのコックで調整します。
最後に三又ジョイントに、鉢植え行きのホース取り付けて、この部分は終了。
④ホースから、専用チューブへ
三又ジョイントからやってきた鉢植え行のホース。
この先端に、耐圧防藻ホースから専用チューブへと水の流れを誘導する分岐コネクターを取り付けます。
付け方は先ほどと同じです。
押し込んだら、白いギザギザはこの辺まで上がります。
そこを青いキャップでグッと押し付けながらねじ込んで取り付け。
ここまで出来たら、分岐コネクター本体を真っすぐ押し込めば、カチッと音がして固定されます。
⑤分岐コネクターへの専用チューブ取り付け
ここまで来たら最終段階です。
これまで作ってきた各装置を、電源から鉢植えまで伸ばしてみます。
そしてこの分岐コネクターから、各鉢植えまでの距離分プラスアルファで、専用チューブを切ります。
我が家の場合は、鉢植え四つですから、必要な専用チューブは4本となります。
そこでまず、必要な長さ分4本切断。
それをまとめて室内洗濯物干しにまとめてぶら下げて数時間放置。
暖房の熱でだんだん真っすぐになっていました。
あとは分岐コネクターへの取り付けです。
まだこれだけでは先端が固めなので、専用チューブの先端をストーブで温めました。
10~15秒温めればフニャリとなります。
そこを見計らって、分岐コネクターに差し込みます。
このようにスッと入って楽でした。
鉢植えの場所順に4本、長さの違う専用チューブを取り付けました。
⑥点滴スプリンクラー
そしてその専用チューブの先端ですが、チューブを端折るとこのような流れです。
ドライバーの置き方が逆でしたね💦
分岐コネクターからスプリンクラーへ、専用チューブ(写真の場合はドライバー)を通して水が流れます。
スプリンクラーに伝わった水は、ゆっくり水滴になってポタポタと鉢植えに注ぎ込まれます。
これが俗に言われる、点滴灌水(てんてきかんすい)。
ゆっくりと水が雫の状態で落ちていきますので、土も飛び散らずに、しっかりの土の仲間で水が行きわたるのです。
こちらも接続は簡単。
専用チューブの先端をあたためて挿し込むだけ。
挿し込まれたチューブは冷えて固まり、抜けにくくなります。
さてこの点滴用スプリンクラーですが、ここでも水量調節ができます。
先端の部分をねじるだけです。
一番上が、開放。
真ん中が、半開放。
一番下が、停止。
ただ停止にしても、わずかに滲み出ることもあるようです。
ここまでの組み立てに、専用チューブをぶら下げて放置していた時間を除けば、わずか90分。
設計図も無く、試行錯誤しながら組み立てたという割には、そう時間もかからなかったかと思います。
⑦哀しみの始動テスト
さてこうして組み立てた我流自動灌水装置。
いよいよ水を張って電源「入」にして、水量調節しながら見事に動いたらもう私は天才でしょう。
そこでバケツにポンプを入れました。
見事にバケツが小さすぎて、水戻しホースが大暴れするのは明白。
これでは室内水浸しということでチャンチャン。
今日時間見つけてバケツを買ってきます。
その結果は、明日のご報告という事で。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊