メガソーラーは、百害あって一利なし!

太陽光発電 喫茶~言の葉
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☆奈良県の住民が、メガソーラーに猛反発と言うニュース

「何がメガソーラーや」住民が猛反発 奈良県の新年度予算案が委員会で否決 知事の”改革”に批判の声

こんなニュースを目にしました。
奈良県知事が、以前から予定されていた防災拠点を整備する計画を中止し、代わりにメガソーラーを設置に動いているという。
それに住民が猛反発と言うニュースです。

メガソーラー。
大規模な太陽光発電ですね。

これがいま日本で増えている。
山を切り開き、太陽光パネルを設置。
晴れていれば、電力供給ができるあのパネルです。
晴れていれば、、、。
太陽光発電

☆メガソーラーの害

太陽光がもたらすバランス

前にも申しましたが、日本は狭い国土ながら、緑豊かです。
緑、つまり植物があって、山間部もあり高低差がしっかりあるので、豊かな川も流れています。
山があって森があり川があり、そこに豊かな地下水も蓄えられている。
このバランスで、豊かな自然が生まれ、それに私たちは当たり前のように暮らしてる。

もちろん電気も必要です。
日中、自然に降り注ぐ太陽光を電気に変えられたなら便利だと考えるのは分かります。

でも、こう考えてみてください。

まず豊かに降り注ぐ太陽光があって、そこから自然が生まれている。
その太陽光を、人工的なパネルで受けたら、本来そこで太陽光を受けるはずだった自然環境が変わります。
青空に太陽

メガソーラーが引き起こす破壊

しかもメガソーラー。
光の遮断は大規模に起こります。
この事が、どういう害をなすか、これについては余りニュースにもなりませんね。
でも確実にその害はあるのです。
太陽光発電

本来そこで光を受けて育つはずの植物が無くなります。
しかもそこで生産される電力はお天気任せ。
完璧な自然破壊です。

では水上メガソーラはどうかと申しますと、そのパネル下の日照条件が変わり、水生植物相も水生生物相も変わります。
すると当然その周辺の生物相も環境も波紋のように影響を受けるのです。
この写真のように、その規模はあまりにも大きすぎる。
太陽光発電
不安定な電力供給のために、日本が壊されて行っているんです。
こういうのは本当に心が痛みます。

自宅屋根のソーラーパネル

こちらは規模が小さいですし、元々住宅の屋根ですから他の生物への影響は少ないと思われます。
ところがもう一つの問題が。

これは能登大地震でも言われているのですが、一旦災害が起こり、ソーラーパネルが壊れたとします。
そうすると厄介なんだそうです。

実は壊れたソーラーパネルでも、太陽光が当たると電気を作るらしいんです。
そこで壊れていますから、感電の恐れが多くなると言うんです。
こうなると凶器ですよね。
太陽光発電

☆問題になっている環境破壊事例

阿蘇山の場合

こちらはかなりひどい状況のようです。

メガソーラー阿蘇山

美しい景観が一面真っ黒“ソーラーパネル”に…「世界の阿蘇に恥じないように」住民から賛否の声|FNNプライムオンライン

こちらは西日本新聞に掲載された写真です。
西日本新聞 阿蘇山メガソーラー
こちらが西日本新聞の記事です。
阿蘇にメガソーラー次々、狙われる草原 放牧廃れ…「景観では1円にもならない」

奈良古墳の場合

こちらは奈良護国神社前池中古墳。
古墳を囲むメガソーラー
拡大すると、こうです。
古墳を囲むメガソーラー
画像は、KCSさんのTwitter投稿より引用

釧路湿原の場合

こちらは、東洋経済オンラインの記事からの引用写真です。
釧路湿原ソラーパネル

釧路湿原と言うのは、北海道の道東。
日本初のラムサール条約で湿地として登録されたところです。
ここに湿原を破壊するメガソーラーが設置されていて、規模を拡大しているといいます。

☆メガソーラーの背景

メガソーラーパネルを作っているのは、主に中国。
それを日本が購入して、あちこちに設置しています。

設置する業者は、当然商売ですから売って切り開いて設置してメンテナンスで儲けます。
ところが、そのパネルがいかに今後の環境に悪影響を与えるかについては、不勉強。
もしくは勉強したように装っているだけ。
豊かな未来より、今日の現金なのでしょう。
子供達に明るい未来を手渡そうと考えないのは、今の多くの政治家さんと同じですね。

ここの処は私、怒りを覚えてるんです。
少し考えればわかる事なのにって。
太陽光発電

☆今後起こる廃棄問題

太陽光パネルの寿命は20年~30年。
これは仮に、普通に稼働していた場合の話。

でも台風や地震や竜巻などで壊れた場合も当然起こってきますが。

さてこの太陽光発電。
日本で急速に広まってきたのは2012年。
政府が、固定価格買い取り制度を導入したのが切っ掛けです。

これで電気を政府が買い取ってくれるようになった。
そこで主に中国の業者から大量にパネルを購入するようになったんです。

そこでパネルの寿命がありますよね。
それで行くと2040年にはソーラーパネルの大量廃棄時代が来ます。
太陽光発電

ここです。
困ったことに、そもそも、ソーラーパネルの撤去費用が莫大な事。
プラス。
有害物質も含まれているという事。

これらの事から、不法投棄や不法な埋め立てが予想されているのです。
しかも、業者に義務付けられているはずの2040年に向けた廃棄費用の積み立ては、6割以上の業者で行われていないという調査結果も出ています。

自然に優しい太陽光発電だなんて言われていますが、特にメガソーラーに関して、それは嘘です。
太陽光発電は、百害あって一利なし。
外国と一部政治家と一部業者の、明るい明日より今日の銭という浅はかさそのものです!と言い切っておきます。

奈良県の住民の皆様、がんばってください。
心から声援を送ります。
太陽光発電

ということで本日ここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
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