☆マイクロプラスチック
食品包装材
今朝、予定より早起きしてしまったので、まずはと緑茶を頂きながらパソコンひらいてnewsを読んでいると、、、。
紅茶のティーバッグから大量のマイクロプラスチックが出ているという記事が目に留まりました。
一瞬、湯飲みを持つ手が止まりましたが、我が家は急須を使っているので一安心。
それで今は三杯目。
なんでも、スペインの大学（UAB）の研究グループが、科学誌Chemosphereに発表した研究結果によると、市販のティーバッグの包装資材から、大量のマイクロプラスチック片が飲み物に混ざりこみ、腸から体内に取り込まれていることを確認できたというのです。
＜ ティーバッグ由来のマイクロ/ナノプラスチック(実物そっくりのMNPL)は、実際の曝露シナリオの代用として
なんでも、ペットボトルやフィルム、そしてテイクアウト食品容器からも食品に混ざりこむマイクロプラスチックが検出されており、その中でもティーバックからのマイクロプラスチック放出量は飛びぬけて高いのだとか。
ティーバッグからのプラスチックの可能性
この研究によると、市販のティーバッグは「ポリプロピレン」「ナイロン-6」「セルロース」素材の物を対象に調査。
これらを熱湯に浸したところ、ポリプロピレン、セルロース、ナイロン－6の順に、マイクロプラスチックが飲み物の中に混ざりこむ量が多かったのだそうです。
ちなみに、マイクロプラスチックというのは5mm以下の細かなプラスチック片。
これが厄介なのは、自然の中で分解されづらい事です。
それで、ポリプロピレン製ティーバッグ1袋で、1ml当たりのマイクロプラスチックの量は、約4000万個。
１mlですからね。
セルロース製だと、約450万個。
ナイロン-6製で、約27万個。
このような数値が出たのだそうです。
この数値は、スペインの大学が、市販のティーバッグ300袋を600mlの熱湯に漬けて導いたデータとのこと。
そして、国によってもティーバッグの品質にも差があるとは思われます。
でも怖いですね。
このマイクロプラスチックは更に、腸から吸収されることも取り込まれやすいという結果が示されていますから。
ただ、こういったマイクロプラスチックの摂取が、健康にどういう悪影響を与えるかについては今後の研究結果を待つ必要があるようですが。
☆プラスチック排出量削減
それで近年、SDGｓなどと英語で叫ばれてまして。
日本人は英語となると大変ありがたく思える人種ですので、恐れ畏み懸命に税金かけて、世界からやいのやいの言われて地球環境のために努力しているのですが、、、
このJICA（国際協力機構）作成のグラフ。
2018年の物ですが、赤枠で囲ったのが日本のプラスチックやマイクロプラスチックの放出量です。
見えませんね。
向かって右の青いのが、不適切処理の大きなプラスチックごみ。
アップしてみましょう。
そして向かって左が、マイクロプラスチック
詳しく見てみると、日本が排出しているマイクロプラスチックは、主にタイヤ片と道路標示塗装です。
レジ袋などは適正に管理・処理されている国なので、禁止にした理由は政治家の利権だけでしょう。
これに関しては、日本が異常に騒ぎ過ぎだと思います。
取り急ぎ取り組まなければならないのは、まずは不適切ゴミを多く出している上位七国ではないでしょうか。
これがどうにかならない限りは、日本がどんなにこれ以上ごみ排出を抑えても、世界中が汚染され続けますので。
これも、怖い話ですが。
とにかく、マイクロプラスチックへの意識は、これで見ても日本はかなり高い国なのでティーバッグに関しては日本のメーカーのも一度きちんと調べて欲しいとは思います。
今回のデータは、海外でのもの。
それでも一応気には留めておきたい話ではあります。
なにより。
これからの社会を作る子供達の健康は守りたいものですよね。
なんだかまとまりのない話になってしましましたが、マイクロプラスチックの問題。
現在進行中。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊
