☆札幌・円山公園にて
鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)
春になるとですね。
北国は、外が一気に華やかになります。
冬は家に引きこもって調べものしたりで、そんなブログ記事を書いたりしてますが、こう外が華やかだとタマラナイ。
こんな出会いもありましたということで、今日は、オシドリの話。
オシドリ、漢字で書くと鴛鴦。
「鴛鴦の契り」という諺もあります。
これは、宋の王が人妻に横恋慕。
その妻を奪ったことから、夫が悲観して自害。
それを知った妻も、夫の墓の横に自分の墓をとの遺書を残して自害。
それに怒った王は、妻の墓を夫の墓から離して立てた。
ところが、その夜の内に互いの墓に梓の木が芽吹き、10日後には互いの梓の枝が絡み合った。
そしてその枝には、一組のオシドリが住み着いて鳴き続けた。
この事から、鴛鴦の契りというのは、夫婦が固く信頼で結ばれ、仲の良い事を表す言葉として使われます。
そして、オシドリは、夫婦が深く信頼しあって添い遂げる象徴の鳥となりました。
おしどり夫婦とは?
よく、おしどり夫婦と言いますが、これは鴛鴦の契りからきた言葉です。
何でも、おしどり夫婦と呼ばれるには、以下の四つの条件があるそうです。
①、互いを深く信頼している。
これは良く分りますね。
その通りだと思います。
②、一緒に居る時、笑顔の時間が多い。
これも分かります。
笑顔を作るではなく、笑顔になるという関係ですね。
③楽しい気分で会話が弾む。
相手に届く言葉を互いに持っているというのも大事ですし、会話が基本ということですね。
なるほど、です。
④一人の時間を尊重する。
これには膝を打ちました。
ですよね、一人になりたい時、一人で居たい時を察して、干渉しない時間を作る。
これが出来ていてこそ、互いに依存し過ぎない素晴らしい関係性でありましょうね。
おしどり夫婦がやってきた!
先日、円山公園の梅と桜を見に行っての帰り。
公園内の池にオシドリが居ました。
すると、奥さんが私を見つけて興味を示しました。
旦那さんは私を警戒していますが、奥さんが私を好きみたいで、柵を乗り越えてやってきました。
旦那さんも仕方ないので奥さんを守るためにやってきました。
奥さんはどうやら、私が食べ物をあげると思ったみたいですね。
誰かが餌付けしてるんでしょう。
そのうち奥さんは私への興味を失くしたらしく去りました。
しかし旦那さんは、俺の女房殿の期待を裏切ったなと、しばらくすごんでいました。
ところで、一生添い遂げると言われているオシドリですが、あれは嘘です。
オシドリのオスは、メスが卵を産むと、次の相手を探すために飛び去ってしまうのです。
あ!
次の旦那さん候補の方、、、かも。
ということで、本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐