☆青い光の反射に関して
久々に、光の反射のお話です。
ここ最近の札幌には、ようやくまとまった雪が降ってくれています。
帯広市などは、12時間で120cmも積もったそうで、大混乱です。
我が家の玄関の庇(ひさし)にも、かなり危ない量の雪が積もってまして、これは危ない状況。
なので二階のベランダから、棒で突いて落とすことにしました。
それでベランダから、サクサクサクッ。
突き崩し。
スマホのカメラは、露出に自動補正が掛かります。
なので実際に見た感じより、暗く映るんですね。
晴れた日の雪面は眩しいですから、私たちも目を細めがちになりますが、これがカメラでは露出を絞るという作業と同じ現象です。
反対に、薄暗い場面では、私達は目を見開きます。
これがカメラでは、露出を開くとか露出解放という作業にあたります。
先ほどの写真では、カメラが露出を絞った状態。
これを、実際の人の目で見えているように露出に手動で補正をかけてあげたのがこちら。
キレイな水色です!
これは、空や海が青に見えるのと同じ理屈です。
雪は細かい氷の粒ですから、太陽が当たって反射を繰り返していくうちに、赤などの光は吸収されていくんですね。
それで最後に残るのが青系の光。
紫も残っているのですが、人の視覚は紫よりも青の強く感じるように進化しています。
なので人には、こういう色に見えるのです。
< 見るための、特殊な細胞に進化
そういえば昔、アラスカに行ったときに氷河をみたのですが、そこもこんな青い色が印象的でした。
氷河が青いだなんて!
当時18~19歳の感受性豊かな年頃の私には、大きな衝撃でしたね。
佳い時期に、佳い物を見ることができた倖せですね。
ちなみにその氷河の色を、氷河青と表記されていたように記憶しています。
英語ではGlacier Blue。
Glacier(グレイシャー)は、氷河。
Blue(ブルー)は、青。
そのまんまなので、英語の苦手な私でも、今でも覚えていられました。
これもまた、倖せなことであります。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊