春が近づいてくるので♪
冬の実験
札幌に住んでいますので、12月から3月までは雪に閉ざされます。
特に植物なんかは、外で雪に耐えている樹木とかしか目にする機会しかない。
あとは室内植物ですね。
我が家も室内に、鉢植えなんか置いてます。
それぞれに、名前と思い出がある鉢植えたちです。
ただ、それだけでは冬が勿体ない。
せっかく外が雪に閉ざされた北国の冬ですから、部屋で小さな実験をするんです。
実はこの小さな実験が大切なんです。
どうでもいいような、でも自分が興味ある事をやってみるんですね。
毎年。
その積み重ねが、面白い結果を生み出したりするんです。
さて、私がこの冬に行った小さな小さな実験とは。
今回の記事は、北国の春に向けて~草木育ての続報であります。
ちいさな4つの実験(4つの、いたづら)
銀杏
まずは銀杏ですが、超微速度で先端の芽が膨らんできていて、地際の幹が11月の時と比べて1.3倍に太くなってきています。
この銀杏は昨年の春、熊本の母の家の裏山の側溝から持ってきた物。
全部で10株あったのですが、途中枯れたのもあって現在6株。
その内、5株は現在、雪の中です。
それで1株だけ、室内で成長の様子を見ています。
さて、今月末雪解けした時に、雪の下で越冬した株とどう違うのか、比較が楽しみです。
松
次に、ガチャポンで売られていた盆栽用の赤松。
こちらは種をまいて、発芽予定が2月28日あたり。
しかし現在、まったく動きなし。
途中の管理は完璧、温度も水も日当たりも問題なし。
それで上手く行けば、そろそろ芽が出てきてもいいと思うんですが、、、。
水菜
先日買った水菜を、根っこ残して、少量の水を与えて窓辺に置いています。
すると、小さな芽が育ってきました。
まったく思い付きの実験です。
でも上手く行って、ちゃんと育ったら嬉しいなぁという、それだけです。
また、こういうどうでも良い実験がすごく心の健康に良いんです。
だって、失敗しようがあきらめがつく。しかも簡単に。
ところがです、上手く行ったらけっこう嬉しいものですよ。
そこから育つ、なんとも言えない自信と言うか、愛情と言うか、心の余裕が出てくるんです。
なにかそういう気持ちの動きって、有るんですよね。
豆苗
豆苗は、三回ほど収穫できますよね。
それ以降は、生長のための栄養が底をついて、もう育ちません。
野菜ですからね、それで良いんです。
でも、ちょっと「いたづら」したくなった。
このいたづらと言うのは、私の師匠が使っていた独特の表現ですが。
豆苗を一回収穫して、それからどうなるのか放置してます。
根に水を与えて、時々、飲み残しのお茶も与えて。
すると、根が広がってきました。
上の方は、最初まっすぐに育っていたんですが、刈り取られないと分かった瞬間があったかのように、ある時点からワッと自由に拡がり始めています。
これは刈り取るより、どうなっていくのかを見てみたいという興味の方が勝ちましたので、今日、鉢に植え替えます。
さあ今日から3月。
北国でも、いよいよ本格的な春がやって来る時期です。
あれこれと楽しみです。
ということで本日ここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日を💐