☆札幌に初雪ふりました
寒い朝です。
寒かったので目が覚めたのが朝4時前。
外を見ると、これです、初雪。
外に出てみると、うっすらと積雪。
ところがこの2時間後の6時前には、こうです。
いよいよ、こちらに冬が来ました。
☆荒縄
・冬囲い
さて雪がこのように降り始めると、もう急がなければなりません。
外に出している植物達の冬の準備。
主には、樹木になりますが(バラも含まれます)。
縄で縛って囲って、冬囲いですね。
ポイントは、冬の間に雪がどのように積もって、植物がどう傷むかを予想すること。
これが大事です。
その上で、そうならないように、重たい雪が枝に積もらないようにぎゅっと幹に寄り添うように縛ってあげる事。
あともうひとつの目的は、変な方向に曲がって植物が育っている場合、正しい方向になるように縛って矯正するというのもあります。
けれどこれは、プロのやる事ですからあまり気にしなくて良いです。
・荒縄の値段
この冬囲いをするときに使う縄が、荒縄。
これですね、昨日買いました。
この荒縄、売ってる店で値段がぜんぜん違う事がありますので、お買い求めの時はご注意ください。
ちなみに我が家の半径2kmの店をある程度見て回ったのですが、値段が1750円~850円の違いがありました。
もちろん、850円を買いましたよ~。
・荒縄の品質
さてこの荒縄。
品質に良し悪しがあります。
ザックリ言うと、米どころで作られた荒縄は、品質が良い傾向にあります。
なぜならこの荒縄、材料は稲ですからね。
それで、原料の稲の生産地に、縄の品質が左右されるんですね。
やはり、良い稲は、縄に仕立てても良いものができると、こういう言う訳なんです。
品質の悪いものは、切れやすいですね、途中縄が急に細くなったりして。
また、東日本大震災からの数年間は品不足で、品質低下も同時に起きましたね。
これは荒縄の元となる稲が壊滅的な被害を受けたことと共に、縄をなう工場も壊れてしまったためです。
これは師匠の話なのですが、お素人さんが作った縄が極端に多く出回るようになったのもこの頃からだったそうです。
もちろん現在でも、品質の良い荒縄は売られていますのでご安心ください。
ところで私は、今回850円の物を買いました。
これは安すぎ、もしかして粗悪品ではないのか?とお思いでしょう。
・私が安い荒縄を使う訳
良いんです。
私が雪囲いするのは、家の前にある公共の樹木だからです。
だって誰も何もしなくて放置されているので、冬の間に枝がたくさん折れてかわいそうだから。
木も傷みますしね、守ってあげなきゃ。
安かろうが、中にこっそりビニールひもが巻き込んであろうが、冬囲い中に縄が切れようが、私には問題ないんですね。
悪い縄でも、うまく冬囲いできる方法は身に付けています。
まぁ、一つ事を長くやっておりますと、それなりに手に技を覚えてるもんです。
さて、来週あたり、木々の冬の準備をやろうかと思ってるところ。
あ、そうそう。
皆さんがご家庭で使われる荒縄は、安いもので全く問題ありませんのでご安心ください。
では今日は寒いので、という個人的事情でここらへんで失礼いたします。
最後までお読み下すってありがとうございます。
どうぞ佳い1日でありますように。