二十四節気~処暑2026

稲穂 旧暦(太陰太陽暦)
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☆暑さの終わりの兆しが見えてくる頃

長い事続いた夏の暑さが、先の立秋を過ぎ、これからようやく終わりに向かって徐々に和らいで来るという節目の時候、処暑に今日から入りました。
札幌は昨日今日を最後に、秋の気配が深まって行く予報が出ております。
窓を開けて寝ますと、朝晩は肌寒い位です。

この涼しさがこれから南へ南へと少しずつ、時には一気に降りていく、そんな時期に入って参りました。
さて、そういうことで今年の処暑の七十二候がどのあたりになるのかを、見て行きましょう。

☆処暑の七十二候

今年の処暑の初候~末候それぞれは、新暦上は昨年と比べて全く同じ期間となっております。
では以下、それぞれの期間の簡単なご説明を。

初候:綿柎開(8/23~8/27)

「わたのはなしべひらく」と読みます。
花屋さん等で綿花(めんか)として売られているものは、ワタという植物のドライフラワーです。
綿花
ワタの先に生じたこの白い繊維質の部分が、木綿ですね。
そしてワタの茎に付いたままの白い繊維質、つまり、木綿にはまだ種があります。
この中から種を採り去って残ったものが、本来の木綿であり、綿なのです。

旧暦に、この綿花が開く時期を大事な自然現象として読み込まれておりますのは、それは当然、重要な意味合いがあるからなのでありまして。
つまりは、ここから徐々に真冬に向けて気温が下がって行く備えとして、防寒着材料としての綿花収穫が行われていたからなのです。

食べ物や、稲作には直接関係はしませんが、綿花が旧暦に読み込まれているのは、ワタが、人々が寒い冬を乗り越えるための重要な植物であった証なのであります。
綿花

ちなみに、ワタの本来の花がこちら。
薄黄色の花で、どこかアオイに似ておりますが、それもそのはず、ワタはアオイ科の植物なのであります。
ワタの花

次候:天地始粛(8/28~9/1)

「てんちはじめてさむし」と読みます。

水稲の花が開く時期で、あとの米の収穫を左右する大事な時期の一つです。

この頃になりますと、昼中はまだ暑いですが、秋雨前線がクッキリと出てきます。
そして、そこから北の冷たい風が運ばれ始める時期です。
殊に、8/31は二百十日といい、台風が上陸しやすい日とされています。
強風

末候:禾之登(9/2~9/6)

「かすなわちみのる」と読みます。

禾(か)は、穀物の実の先端に着く長い毛のことでして。
「のぎ」とも言います。
そう、禾編(のぎへん)の、のぎ、です。

また古い時代では「登」はミノボルと読まれ使われたことがありました。
ミノボルは、穀物が実り行く事です。

この時期になりますと、少しずつ穂先が重くなり、色味を増して稲が日を追うごとに充実していきます。
稲穂

☆熊本地震を受けて

七月二十八日に発生した熊本地震では、猛暑も重なり、いまだに厳しい状況に置かれてらっしゃる方も多いです。
私の親戚や知り合いも、被害に遭いましたが、話を聞きますと相当大きな揺れだったようです。

聞けば、やはり地震とともに、猛暑も追い打ちをかけるように連日体にのしかかってくると、複数の方から聞きました。

どうか一刻も早く、北の秋が南まで届きますように。
こうこれ以上、台風などの自然災害が、せめて今年は被災地に訪れませんように。
そんな思いで八月を過ごしております。
阿蘇山

という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございます。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
旧暦(太陰太陽暦)
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