植物との、コミュニケーションの極意

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☆植物とつながる9つの方法

植物との接触は、私たちの心と魂の両方にとっての宝物です。
これらのコミュニケーションは、心身に多くの恩恵をもたらす研究で示されています。
それらは例えば、心の平和や集中力の向上などが挙げられます。

そこで今回は、初心者の方にも簡単にできる、植物との交流法を9つ、ご紹介します。
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☆言葉でつながる極意

  1. 言葉を伝える
    植物に直接、声に出して感謝の気持ちを伝えること。
    これは一転無意味なようで、結構大切です。
    植物との間の絆が深まると共に、自身の心の平安や集中力が増す効果があります。
    • 科学的根拠
      話しかける行為。
      特に感謝の言葉を伝えることは、私たちの心に安堵感や安らぎをもたらします。
      この事は、多くの研究で示されています。

      普段でも、ポジティブな言葉や感謝の気持ちを表現することで、ストレスホルモンの分泌が低減。
      そのことで、全体的な幸福感が高まることが知られています。

      また、この行為は人間の脳内でエンドルフィンという「幸福ホルモン」の分泌を促進。
      その結果、ストレスや疲れを和らげる効果につながるんですね。

このように、植物との簡単なコミュニケーションを取り入れることが大事。
これにより、私たちの心身に多くのポジティブな影響をもたらすことができるんです。
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☆観察でつながる極意

2、絆を深める観察の極意

植物は私たちに様々なサインを送ります。
その中には、枯れかけたり、葉の色が変わるなどの微細な変化含まれます。

これらのサインを敏感にキャッチしケアしてあげること。
それが、私たちの生活に豊かな喜びと心の安定をもたらします。
植物の日々の生長や変化を観察することで、私たちの感受性や観察眼が研ぎ澄まされます。
さらに植物の存在や生長を感じながら、自分自身の感情や心境と照らし合わせることで、内面の平和や安らぎを実感することができるようになるんです。

  • 科学的根拠
    植物の観察は認知機能の活性化に寄与。
    そして、情報の処理速度や学習能力を向上させる可能性があります。
    また、自然や植物との接触はストレスホルモンの分泌を減少させる効果があります。
    それと同時に、心の健康をサポートし、日常生活の質向上効果が研究で示されています。
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☆お手入れの極意

3、ケアがもたらす恩恵の極意

植物への日常的な手入れ。
例えば水やり、肥料の供給、剪定など。
これらは、私たちと植物との関係性を強化してくれます。
その上で、私たちの心身にも多大な利益をもたらします。
この植物への日々のケアは、ただの日課としての役割以上のものとなり得るのです。

  • 科学的根拠
    ケア活動は植物に対してでも、瞑想やマインドフルネス実践と似た効果を持っています。

    植物への手入れを行う際の注意深さや集中力。
    これは、私たちの心をリアルな現在の瞬間に引き戻してくれます。
    分かりやすく言うと、デジタル機器の無かったのんびりとした時代の日々のように。
    この、のんびりペースが、私たちの脳が安心して能力を解放できる速度なんですね。
    だって人間は、長い事そんな時間の中で進化してきたんですから。
    これは、日常の忙しさやストレスから一時的に解放される瞬間を生み出します。

    このような瞬間の積み重ね。
    これが大事なんです。
    長期的に見ると、心の安定やリラクゼーション効果を高めてくれるんです。
    また、ケア活動を通じて成長や変化を感じることで、自己効力感も向上!
    そんな研究結果も出ています。
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☆音楽の極意

4、音楽の極意

植物の健やかな生長をサポート。
また、私たち自身のリラクゼーション。
これらのために、特定の音楽や周波数を流すことは非常に効果的ですね。
もちろん、音楽は、私たちにも癒しや安らぎをもたらす力があります。

  • 科学的根拠
    これは一部の研究によると、という話なんですが、、、。
    植物は特定の音楽や周波数に対してポジティブに反応するというんですね。
    この事は、植物の細胞や生理的機能に影響を与える可能性が示唆されています。

    これは私が思うに、という話なんですが。
    植物が人間の音楽を人間的に理解するはずも無いんです。
    でも、「音」というのは空気の振動であります。
    なので、ある種のマッサージ効果や内分泌増減に、影響があるのかもしれません。
    それが結果的に、旋律というリズムを伴った空気振動が生物的に良いのかも。
    まぁ何でもかんでも科学的に分析するより、余白があった方が良いのかもしれませんね。

    また一方で、私たち人間に対しても、音楽は脳のα波を増加させる効果があります。
    これがリラクゼーションやストレスの軽減につながる事は、広く認知されています。
    したがって、音楽を取り入れることで、植物の環境だけでなく、私たちの心身の環境もより良いものとすることができるのです。
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☆ふれあいの極意

5、触れ合いの極意

植物の葉や茎に優しく手を触れること。
これは、単なる行為を超えた多くの意味を持っているんですよ。
この単純な行動。
これを通じて、植物の持つ生命の脈動やエネルギーを感じ取ることができるんですね。
そして、私たちの心にも多くの恩恵をもたらします。
これは多分、私たちのずっと祖先が植物達と共に生きて来た記憶でもあると思うのです。

  • 科学的根拠
    触れることは、神経系においてさまざまな反応を引き起こします。
    特に、植物との触れ合いは、私たちの脳にリラクゼーションをもたらす神経伝達物質の分泌を促進することが、各種の研究で示されています。

    加えて。
    触れることで、人と植物との間に何らかの交流が発生。
    ここから人は、植物の命より深く理解し、共感していくように変化します。
    このような直接的な接触が、心の安定や安心感を深めていくんですね。
    植物との触れ合いを日常の中に取り入れることで、その効果を実感することができるでしょう。
    おそらく、この感覚は、人類の中に眠っている野生の本能だと、私は感じています。
    だって、理屈抜きにそうなんですもの。
    長年そういう現場にいて、強く感じることの一つです。
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☆美の極意

6、芸術性の極意

植物はその美しさや形状や色彩に香り、それらで私たちの心を捉えます。
その魅力をさらに引き立てるのが芸術性(アート)の力です。

写真や絵を通して植物の美しさを捉え直すこと。
また、それを鑑賞すること。
それらを通して、芸術的な視点からの新しい発見や感動が得られます。

そうではなくても、ただ目の前のお気に入りの植物を愛でるように眺める事。
そんな目の前の植物を、生きた芸術品のように感じられる日は、心持一つですぐ来ます!

  • 科学的根拠
    芸術の鑑賞や制作は、脳の創造性を刺激する領域を活性化させます。
    そしてこの活性化は、思考の柔軟性を向上させます。
    更にそこだけに留まらず、他の新しい視点やアイディアを生み出す力をもたらすんです。

    また、植物の特徴や美しさを芸術的に再評価する事は、感受性を研ぎ澄ませてくれます。
    そして、心の豊かさや情熱を高め、日常の中の感動や喜びを増加させます。
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☆共感共鳴の極意

7、共鳴共感の極意

私たちの心は、時として外部の対象、特に生き物や植物に投影されることがあります。
植物に向き合い、その命に向き合う事で、私たち自身の心のバランスや安定の手助けとなります。

  • 科学的根拠
    植物との交流は、私たちの心の中でポジティブな感情や安らぎを生むことが研究で示されています。
    これは、私たちが信頼できるペットとの交流で得られるものと同じです。
    簡単に言うと、植物をどこか擬人化してみてしまうんですね。
    やってることはかなり非科学的なんですが、これが人間です!
    擬人化すると、その命に対して共感や共鳴をしたりしますよね。
    これが実は、絶大なパワーを生み出すんです。

    具体的には、植物との関わりを深めることで、セロトニンやオキシトシンといった幸福感や安心感に関与する神経伝達物質の分泌が促進されます。
    この分泌は、心の安定やリラクゼーションを実現する手助け。
    植物との関わりを深めることで、日常生活が内側からイキイキしてくるようになります。
    いや、言い方が甘いですね。

    言い直しましょう。
    か・な・り、イキイキとしてきます!!!
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☆リラックスの極意

8、マインドフルネスの極意

植物との何気ない交流は、ただの観察を超えて私たちの心を癒やす力があります。
植物と向き合い、その存在に、ただぼうっと意識を集中させること
これだけで、心を落ち着け、深いリラクゼーションの状態に導くことができます。

  • 科学的根拠
    マインドフルネスは、私たちの脳の特定の部分を活性化させ、ストレスを低減。
    更に、集中力や認知能力の向上に効果的であると、多くの研究で示されています。
    このマインドフルネスの実践を植物との交流の中で行うことで、自然の落ち着いたリズムやエネルギーを取り入れながら、その効果をより高めることができます。
    植物の前で心を静め、その存在を感じることは、日常の喧騒から一時的に距離を置き、心の平和を取り戻す手段となります。

※マインドフルネスについては、また日を改めて書きますね。
植物癒し

☆共有の極意

9、共有の極意

植物との関わりは、単なる観察やケアを超えます。
正しく向き合えば、植物は、私たちの心身をリフレッシュさせるんですね。

人と植物。
この二つの命の間で生まれるこのエネルギーの共有。
分かりやすく言うと、「ああ同じ時代を生きている命なんだ」と、私たちが植物を見つめ、お世話すること。
そういった共有の意識は、私たちの心の浄化や生きるエネルギーの再充電を助けます。
その結果、生活の中での平和とバランスを取り戻します。

なぜなら、人はそうやって長い歴史を生き抜いてきたからです。

  • 科学的根拠
    自然との関わり。
    特に植物との接触や時間の共有は、私たちの心理的および生理的健康にプラスの効果をもたらします。
    具体的には、植物とのエネルギー交換を通じ、心のストレスや疲れが軽減されます。
    またそれと同時に、リラクゼーションや安らぎを感じる神経伝達物質の分泌が促進されることが研究で示されています。
    植物の癒し

☆最後に

植物との関わること。
そして植物のお世話をすること。
これらから得られるメリットは多いです。

そのメリとを引き出す方法を9つ、ご紹介してきました。
この9つの交流法で、是非あなた自身の中に隠れている緑のエネルギーとの絆を再発見してください。
植物と共に、より豊かな毎日を!
それが私の願いです。

いやぁ、今日も長文になってしましましたね。
すみません、どうかご容赦を。
それでは今日も、最後までお読み下すってありがとうございました。
あなたに、佳い一日が訪れますように💐
植物の癒し

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
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