カロテノイドの黄色い花

ミニトマトの苗 命の不思議
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☆我が家の野菜の様子

今年もやります適当家庭菜園

この物価高。
家計を守るためにも、鉢植えでミニトマトなどを作る予定でおります。

ただまだこちらはリラ冷えで、トマトを植えるには少々早い。
それなのに慌てて早く植えますと、寒さに当たって株が弱るのですよね。
だから結局は収穫量が減ってしまう。
なのでまだ我が家では、ミニトマトの苗は居間の窓辺で養生しております。
ミニトマトの苗

昨年はミニトマトの苗二株だけでずいぶん食費が助かりました。
今年もよろしくね、という思いです。

ケールの花

さてさて。
昨年作りましたケール。

栄養豊富で、目にも良いんですよね。
ただ昨年は、虫がついてイモムシがボリボリ半分以上食べてしまった。
私は、おお!イモムシも体に良いものを知っておるなぁと嬉しかったのですが、家内にはイモムシが気持ち悪いと不評。

その後、厳しい札幌の冬を外で耐えて、花を咲かせております。
ケールの花
この花も栄養価が高いんですよね。
冬越ししたケールの花は、この時期だけの贈り物です。

今年のケールは、防虫ネットを買って栽培する予定です。
イモムシごめんね、今年はあなた方への分け前は無い!
ケールの花

ミニトマトの花

そして今年買ってきたミニトマトの苗。
品種は、アイコと、千夏。
アイコさんと、千夏さんですね。
ミニトマトの苗

このお二人?にも、もう花が付きました。
ただ先程述べましたように、札幌は今、リラ冷えの真っただ中です。
なのでもう少し待ってねと花を摘みました。
ミニトマトの花
摘んだ花からは、トマトの香りが立ち昇ってきていました。
ミニトマトの花

☆黄色い花

最後に余談をひとつ。

ケールもミニトマトも、花色は黄色でした。
この黄色い花は、虫に受粉してもらう虫媒花の一番の人気の色です。
虫媒花の植物にとっての、人気の色という意味です。
ケールの花

と申しますのも、受粉を頑張ってくれる昆虫、主にミツバチにとって一番見えやすい色なのです。
ミツバチなどに、ここに魅力的な蜜があるよ、おいで!という植物からのサイン。
それが黄色の花の秘密。

この黄色を出す色素は、カロテン(カロテノイド)です。
このカロテンが人の健康にどういう影響があるかと申しますと、これがまた素晴らしい。
ケールの花

まず抗酸化作用が挙げられます。
この効果はつまり、老化防止や生活習慣病の予防です。

そして目の健康にも良い。
視力維持や、網膜の保護にも良い成分です。

更に、皮膚や粘膜の保護にあります。
肌の老化防止が主ですね。

それからこれも大事ですね、免疫力向上。
変なグローバル化で、海外から妙な流行病が無節操に日本に入って来てる状況ですから、とにかく自衛の免疫力向上は意識しておかねばなりません。

あとは、ビタミンAの供給源が、カロチノイドであるという事です。
このビタミンAと申しますのは、上記のカロチノイドの効果以外にこういう物もあります。
紫外線による細胞への損傷防止と、細胞の成長促進です。
ミニトマトの花

と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
命の不思議
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