☆雪の中を歩くということ
私の歩道
昨日の札幌の朝は晴れ。
そこで急いで外回りの用事を片付け、無事に書類も提出。
風もなく穏やかでしたので、ちょっと寄り道してたまには缶コーヒー。
午後からの予定には余裕がありましたので、昼ご飯をもっていつもの森散歩をしてきました。
ここ最近は雪の日も多くなっていますので、いつも歩いていないと、森の中の私の道が埋もれてしまうのです。
やはりこんなに雪深くなると、我が家の近所の森の中を歩く人はいなくなって、どこが歩道(もともと森の中にある遊歩道)やらそうでないやら分からなくなるのです。
そんな訳で、いつものルート、森の入り口にうっすら残る私の足跡。
やはり自分が雪を踏み固めておいた歩道(雪の中に埋もれた遊歩道)の上でないと、「かんじき(樏・梮・檋)」無しでは上手く歩けません。
そこから外れると、次の一歩が一気に股までスポンと埋もれてしまうのです。
さあこうなるともう大変。
その次の一歩が踏み出せません。
足を上げたにしても膝まででしょう。
もう片足が歩道に残っていたにしても、こうなると上半身のバランスも崩れていますので、なかなか動けなくなるのです。
そこでこういう場合は開き直って、雪面に腹ばいになるようにして、埋もれた片足を何とか抜いて、泳ぐというか匍匐前進というか、四つん這いの腹這いというか、そんなふうにして歩道(私が日頃、雪を踏み固めておいた遊歩道)上に戻るのが最適解。
そしてまたこれがけっこう良い運動で、数回やるとクタクタになりますので、この歳になるとできれば避けたい。
なので、雪の森の歩道を歩く時は、一歩一歩が慎重になりますし、運動がてら良い集中が出来て、何と申しましょうか、スッキリするのです。
かんじき(樏・梮・檋)
いやいや、そんな苦労するなら、「かんじき」を買えばよいだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
かんじき。
漢字で書くと、檋とか梮とか樏というふうになりますが、なんでも縄文時代でも、雪の上を歩くのに使われていたと言いますね。
雪面を踏む面積が大きいほど埋もれにくい。
けれど大きすぎると歩きにくいので、こんな感じに作られています。
クロモジなどの木を数時間茹でて柔らかくして曲げて、乾燥。
乾燥期間は三ヶ月ほどで、その工程が終わったら写真のように組み合わせて縛り付けて、枠が完成します。
その枠に紐を通し、靴をその枠に固定しやすいように取り付けて、かんじきの完成。
後は使用する際に、かんじきを長靴などに縛り、取り付けるだけです。
ちなみに現代では、プラスチック製のかんじきも売られていますね。
また、縦長な西洋のスノーシューというのもありますが、こちらは現代では金属製です。
でもやはり西洋でも、元々は木製でした。
さて、日本のかんじきですが、先ほど紹介したのは輪かんじきと言われる種類。
これは雪の上を歩くためのかんじきでして。
他にも、ぬかりやすい水田の中を歩くために、板かんじきというのもあります。
また、江戸時代に考案された、氷の上を歩く鉄(かな)かんじきもありました。
便利なかんじきを、まだ私が買わない理由
さて私ですが、こんな便利なかんじきを、まだ買わずに居ります。
と申しますのも、雪の下に踏み固めた私の歩道を踏み外すかもしれないという緊張感と集中力、それに足をきちんと膝まで上げて歩かないと進めないという強制運動が味わえるからです。
特に足を膝まで上げて歩くだなんて、高齢になればなるほどやらなくなりますので。
こういう雪歩きを利用して老化防止も兼ねているわけです。
こういう歩き方。
足を余計に引き上げなければならないでしょう。
と言う事は腹筋も使う訳です。
つまりはお腹も出てきにくいという隠しテーマもあるのです。
さて今朝も、これから歩いてきます。
緊張感、集中力、腹筋含めた全身運動。
それから風も光も樹木も、それからたまに動物も、その周囲にあるわけですから心の健康にも大変よろしい。
さあそんなわけで、今日はどんな出会いがあるか、ワクワクしつつ。
行ってきます!
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

