腸と脳で決まる、私達の健康①

マスク姿 喫茶~言の葉
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☆呼吸器疾患が激増

ヒトメタニューモウイルス

以前、キャベツの値段が高いという記事の中に、発生学から視た人類の進化というのを書きました。
あの時はサラリと触れただけだったのですが、今日はもう少し詳しくお伝えすることにしましょう。

と、申しますのも、どうも中華人民共和国内で、未知のウイルス症が大流行しているというニュースが入ってきたからです。
ヒトメタニューモウイルスというのが、その病気の正体。
症状はインフルエンザに似ているらしいのですが、それに対するワクチンがまだ未開発。
2歳以下の乳幼児や、65歳以上の高齢者は特に注意が必要なようです。

そんな中、日本政府が思いっきりアクセルを踏んで、中国から多くの人を招き入れる政策を次々打ち出しておりますので、もう日本国内でのヒトメタニューモウイルスへの感染も避けられない状況となっています。
まったく、新型コロナでの失敗に学ばない政治屋さんが多くて困りますね。
ウイルス

私たちがすべき対策

さてこれにプラスして、国内では今、インフルエンザが猛威を振るっています。
それにいまだに新型コロナが、そこに混在している状況です。

ヒトメタニューモウイルスについてはワクチンもありませんから、ここで大事になってくるのが自己免疫と、食事・睡眠・手洗いうがい、そして保温と保湿となります。
、、、そうなんです。
インフルエンザも新型コロナ(COVID-19)もヒトメタニューモウイルスも、そして一般の風邪に対しても、私達が採るべき対策は全部同じです。

ではここからは、これらの疾患への対策を少し詳しく見ていきましょう。
医療

☆呼吸器疾患対策

入り口で食い止める

インフルエンザや、COVID-19、それにヒトメタニューモウイルスに対する対策が同じという事には、当然理由があります。
それはどれも呼吸器疾患という点です。
そしてこれらが侵入してくる最初の場所が、主に鼻や口なのです。

マスク

まずはマスクの着用について。
このマスク着用と申しますのは、吐く息の湿気で鼻粘膜が潤いを保ち、免疫力が落とさせないことが最大のメリットです。
更に高湿度は、ウイルスを不活性化させますので、一石二鳥の予防策となります。

また、夜眠っている間の乾燥も危険。
枕の位置によっては口呼吸になったりしますので、こうなったらウイルスの格好の餌食です。
なので私は一年を通して、マスクを付けて寝るようになりました。
以前は良く風邪を引いていたのですが、マスク就寝するようになったここ10年ほどは、すっかり風邪もひかなくなったんですよ。
マスク姿

手洗いと、うがいと

それから、手。

外の世界の病原菌が一番付きやすい「手」を、外から帰ったらきちんと石鹸を使って1分以上よく洗ってよく流します。
私はその後、アルコール消毒もやっております。

そして、うがい。
呼吸器疾患のウイルスは、鼻や喉の粘膜にくっついてから私達の体内に侵入するまでに少し時間がかかりますので、その前に水(ぬるま湯、もしくはぬるま湯に塩少々)で洗い出すことが大切なのです。
まぁ慣れないと鼻うがいの敷居は少々高いですけれども。
効きます!
最高に、効きます!!
手洗い

免疫を高める

そして、病気を治すのも免疫なら、病気を防ぐのも免疫です。
ほとんどの病気は、自己免疫が高ければ、感染を防いでくれたり、また罹ったにしてもその症状を軽く済ませてくれるそうです。

なので日頃から、自分の免疫が上手に働いてくれるように働きかけをしておくのが、一般的な病気予防のベストです。

では以下、免疫を高めるためのポイントを見て行きましょう。
ねこ

体を温める

ヒトの免疫細胞は通常、36.5℃で一番活発に働くそうです。
それが、体温が1℃下がることで免疫力は30%も低下するといいます。
物凄い低下の仕方ですよね、驚いてしまいます。そこで、いつも体温が下がらないように室温や服の重ね着などで調整するのが大事なのです。

また風邪をひいたときなどに発熱しますが、あれは免疫力の非常事態宣言!
平熱から1℃体温が上がることで、基礎代謝率が10~12%、免疫力は5~6倍に跳ね上がります。
そこで一気に勝負をつけないと、発熱は免疫力を増強しますが、同時に体のエネルギーを奪いますので、発熱時の対処には要注意です。
この発熱時のエネルギー消耗というのは、白血球などの活発な活動に使う細胞エネルギー確保のため、最終的には筋肉までをも分解しつつそのエネルギーを生み出して行きますので、その分体力が無くなっていくという仕組みです。
ねこ

食事

自己免疫と食事についてのこの話は、研究会に入ってらっしゃる知り合いの医師から伺いました。

それによると、自己免疫に有効なのは赤身の豚肉だそうで、これは絶対に意識して食べてくださいとおっしゃってました。
例えは変ですが、免疫というものを作り上げてるレゴブロックの一片一片が、豚の赤身から得られるそうです。

その他の食材としては、豆腐や納豆、味噌汁はとても良いそうで、特に朝の味噌汁(黒酢を少々加えると最強)は塩分控えめで、海藻多めが良いそうです。塩分を控えた分、酒粕を少し加えると、旨味も増しますのでオススメです。(キムチやヨーグルトも良いですよ!)
それから野菜はなるべく種類を多く食べる事を心掛けると尚良しです。
あとはそこを軸に、他の食品もバランスを考えて摂って行けば最高との事。

これを知ってから私は、以前のように、お米やパンをメインに食べなくなりました。
結果、とても調子が良いです!
これら食品が体に入り、体の維持や免疫の源になりますので、とても重要なポイントであります。
キャットフード

睡眠

結論から申しますと、1日7~9時間の睡眠がベストです。
このベストの睡眠には以下の五つの条件がありまして。
①朝、せめて10分太陽光を浴びる事。
②日中なるべく歩く事(ふくらはぎの血管の逆流防止弁を鍛えることにつながります)。
③寝る1時間前から、スマホ、パソコン、テレビを見ない触らない。
④寝る時はクヨクヨと考えない。
⑤寝室のカーテンはしっかり閉める。

この五つの条件を整えた上で、しっかり眠ると体や免疫細胞の修復作業がしっかりと行われるそうで、効果抜群となります。
その上7~9時間睡眠では、脳の疲れをきっちり取って翌日に脳からベストなパフォーマンスを引き出す事ができるという効果も認められているのです。

そしてまた、体を長時間水平にして眠ることで心臓からみて上下の差が小さくなります。この事で心臓負担が軽くなり、血液がよりスムーズに全身に行き渡ることになり、それにより隅々の老廃物なども上手に排出してくれるのです。
但し、しっかり寝返りを打つことが大切。
体にバランスよく体重をかけることで、内臓もあちこちに動かして(重力で)この事が健康につながるからです。なので寝返りはドンドン意識して打ちましょう。
ねこ

という事で本日はここまで。
明日はこの続き、腸と脳で決まる、私達の健康②を書く予定です。
とにかく、自己免疫と全体の健康をシッカリ上げていき、この呼吸器疾患ラッシュを乗り越えましょう!
では。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
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