☆関ケ原で立ち往生のニュース
今朝のNHKのニュース。
大雪のために名神高速道路関ケ原インターチェンジ付近で、24日午前9時辺りから発生していた車両の立ち往生が、今日25日午前4時にすべて解消したとありました。
積雪は24日午後4時の時点で57cmにも及んだと言います。
私も別の場所でかつて雪のため、3時間の立ち往生に見舞われたことがあります。
何が大変かって、やはりトイレですね。
冷えて、じっとしているのでトイレが近い。
これが昨日から今朝にかけての関ケ原となると、本当に大変だったと思います。
☆恐怖~雪の関ケ原
1992年初冬でしたから、今から約31年前。
私はマウンテンバイクで旅をしていました。
岐阜から琵琶湖に向けてのんびり移動していたら雪になって、もうあっという間に積雪状態。
それで自転車に乗っての移動が危険なので、手押しで移動。
それで当然時間がかかりますよね。
関ケ原あたりでは20cmほどの積雪。
ふくらはぎの真ん中あたりまでの雪ですからね。
ハッキリ言って命の危機を感じました。
まだ体力があった頃ですから、夕暮れ後に琵琶湖周辺の町灯りが見えた時は、本当にホッとしたものです。若さゆえの無茶してました。
☆札幌は現在、防風雪警報発令中
2024年1月25日朝7時現在、札幌には暴風雪警報が発令されています。
6時に外に出てみたんですが、玄関がまず開きませんでした。
玄関扉の前に雪が40cmほど積もってまして、いわゆる吹き溜まり状態。
とりあえず歩道に出られるまでの約10mの雪ハネをしてきました。
まぁ風が強い。
雪が水平に降ってくる。
雪が軽いので、一部に吹き溜まる。
これが明日の昼まで続くそうですから大変です。
昨日は熊本市内にも雪が降ったと親類から電話がありました。
日本列島が冷え込んでいるようです。
☆雪の花
六花という言葉があります。
「りっか」と読みます。
これは何かというと、雪の事なんですね。
水の結晶に、植物の器官の名をつけるこの感性。
ここに、いかに日本人の心に植物が深く根差しているかの一端を垣間見ることができますよね。
で、なぜ六花なのかなんですが、これが雪の結晶から来てるんです。
雪の結晶は、気温や湿度によって121種類もあるそうですね。
その中で、有名なのがこの系列の形。
ここから六花となったらしいです。
まず、気温がマイナスの時に落ちてきた雪は、すぐにとけません。
その時によく見ると、肉眼でも雪の結晶が見えるんですよね。
それはまぁ綺麗なものです。
これを専門のレンズを使って撮影すると、案外キレイに映るんです。
このように、結晶の枝が6本伸びてるので、六花。
この命名にも、日本人の持つ美しい感性があらわれてますね。
こちらのサイトで、写真家のネイサン・マイアヴォルドさんの写真が紹介されています。
高解像度の写真で、本当に美しいです。
過去最高の1億画素で高解像度撮影された「雪の結晶」が異次元レベルの美しさ | Buzzap!
☆雪の色
雪の色は白ですが、これはどういうことか。
まず雪は、光をほとんど吸収しないんです。
ほぼ全部、跳ね返す。
しかもただ跳ね返すだけではなく、全部の光を(光の波長を)ごちゃまぜにして跳ね返すんですね。
こうして、色んな光の成分(波長)をごちゃまぜにして反射させると、その色は白になるんです。
つまり色と言うのは、どういう波長を反射させるかで決まるという訳です。
さて、本日ここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳い一日になりますように💐