☆自宅楽しむ燻製器
燻製器の仕組み
昨日、完成しました。
燻製器二号。
燻製作りの仕組みさえ分かれば後は簡単です。
① まず下に炭火。
② その上にスモークチップ。
③ そこから出た煙と熱は上に上がり。
④ その煙と熱を上で溜まるようにしておき、その場所で食品を燻す。
これが仕組み。
なのでまず炭火を入れる場所は金属などで覆い、安全を確保。
スモークチップは、継ぎ足し継ぎ足しするので、そこは開閉ができるように。
上に上にとあがる煙と熱を食品に集中させるために、周囲を覆う。
覆いの一番上は、煙が少し抜けていくように穴(もしくは煙突)を付ける。
最後に、食品を置く部分の覆いに、温度計差し込み用の穴をあける。
これでおおよそ完成です。
後は細々、食品を置く網などを上から吊るすため、要所要所に釘を打てばよいだけです。
ちなみに私が吊るしに使っているのは、鉛筆の芯より少し太めの面紐です。
燻製器 枠作り
置き場(設置場所)
我が家の場合庭がとても狭いので、設置場所は二回のベランダです。
火入れ口はベランダ出入り口側。
その真反対側は外からの雨や雪や風にさらされやすくなっています。
枠の製作
まず、胴縁40㎝を組み合わせて、二つの四角を作ります。
この二つの枠を、一個は天井側、もう一個は底側とし、天井と底の四隅を、120cm胴縁でつなぎます。
三方覆い(壁)の取り付け
次はその完成した枠に、コンパネ(コンクリート用パネル)120cm×40㎝を四方に打ち付けて行きます。
まずは背中側。
ここが我が家の場合、一番雨風にさらされる部分なので、焼きは念入りに行っていまして、他の部分よりも濃い色になっています。
次に左右。
中はこんな感じになっています。
広角レンズを使っているので歪んで見えますが、底と天井は同じ大きさです。
正面覆い
正面の壁は、他の三つと違います。
ここからは、炭火を出し入れしたり、スモークチップを足したりとしなければならないから、壁も特殊です。
まず天井から80cmの短い壁を取り付けます。
するとこんな感じで下側40cmが空きます。
ここから初号機を入れて。
ちなみに写真は初号機を入れたハウル城
寄せ集め感が半端ないですね。
さて燻製器二号の底ですが。
このまま初号機を入れたのではベランダの床が焼けますので、ここにはまずレンガを敷く予定です。
狭い範囲なので、レンガは400円分あれば充分でしょう。
天井板
ここまで出来たら、あとは天井板です。
天井板は開閉ができ、食品を入れる時もここから行います。
この寸法は、本体より大きめの47㎝×47㎝にしました。
そして火を入れて燻製を始めたら蓋をします。
※ 写真は、仮の蓋。
写真の向かって奥が一番風雨にさらされるところ。
そして写真向かって右がその次に風雨にさらされるところ。
ですので、天井蓋の奥と向かって右側に雨が入ってこない様に胴縁を足しました。
そして蓋がズレないように補強金具を付けて完成です。
ちなみに天井板の上の木小片は、下から打った釘が少々長すぎたために上に飛び出したので、安全のために付けました。
見た目より安全を優先させた結果です。
※ わざわざこのためにちょうど良い釘を買いに行く気力も時間も無かったもので、、はい。
煙抜け穴
最後に、これも大事な事です。
煙と熱がある程度逃げていくことも必要です。
古い煙が抜けていくことで、新しい煙に入れ替わります。
この煙と熱の流れも重要ですから、上の方に煙の抜け穴を作っておきました。
それがこちら。
壁と天井の境目、その前と奥それぞれにスキマがありまして。
前面のスキマはこのように木でふさぎました。
天井板が大きめなので、奥はこのようにズレがあり。
この天井板を開けると、完全にふさがれていないスキマがありまして。
ここから天井板と本体とのズレを煙が流れ出すという作りになっております。
仕上げ
ここまで来たら、正面の初号機の出し入れ口を取り外しできる板でふさいで完成となりました。
さてと、これで楽しみがまた一つ増えました。
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊