春を迎える、茶の衣替え

チャノキ 喫茶~言の葉
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☆チャノキ落葉

昨年11月に花を咲かせた我が家のチャノキですが、最近落葉が目立ってきました。
チャノキ

そもそもチャノキは、常緑樹ですからそんなにパラパラと葉は落とさないんです。
ところが我が家のは、カラカラと音を立てて落とすもので気になります。
まぁ、パソコンの真横の窓辺に置いてますので、しかも手を伸ばせば届く距離に。
だからほんとうに明確に分かる。

ここ1週間で半分ぐらい、葉が無くなりました。
落ちた葉は、その鉢の表面に敷き詰めてますので、どれだけ落ちたのかが分かりやすい。
それで今は、こんな感じになってます。
チャノキ

これだけ急に落ちると心配になりますよね。
あら、枯れちゃうんじゃないかって。
ところが去年の今頃もあったんです、こんな葉の落ち方をしたことが。

☆我が家の二つのチャノキ鉢

昨年は、もう一方のチャノキの葉の落ち方がひどかったんです。
もうダメなんじゃないかって言うぐらいでした。
ところが今はこんな感じでして。
チャノキ
それが、昨年春半ばぐらいからぐんぐんと葉を広げて、夏にはすっかり逞しくなって。
それからずっと立派です。

☆落葉チャノキ仮説

本来常緑樹ですから、こんなに盛大に葉は落とさないんです。
ところが、「木が、葉を落としてる」という事実。
一つ考えられるのは、何らかの根の障害ですね。
根っこが傷んでいるから、バランスを取るために葉を落とすというのはよくある事です。

これは、私たちが風邪を引いたら、活動を抑えて寝込むのと同じです。

もう一方の鉢にも、去年同じことが起こったんです。
これはもしかすると、違う原因じゃないのかなと、観察してみたんです。
すると、葉を落とした後に新芽が萌えていたんです。
それがこちら。
チャノキ

そして、こちらにも。
チャノキ

先端のは、特に元気が良いですね。
チャノキ
ちなみに左下の茶色いのは、正月に咲いていた茶の花の枯れたものです。

☆まとめ

おそらくですが、我が家のチャノキは鉢物(鉢に入れて育てる植物)で、しかも北海道。
つまり北限ギリギリ。
そして、私の家というなにか特殊な事情があるのかもしれません。
その特殊な事情と言うのは、窓からの日当たりであったり、暖房のやり方であったり、水質であったり。
また、私のお世話の微妙なニュアンスだったり。

そこで我が家のチャノキは、もしかするとこう考えているのかもしれません。
「よしここで一旦古い葉を落として、新しく元気な葉に入れ替えよう」と。
そう言う仮説の元に、これから本格的な春に向けてお世話していきます。
健やかに育て、我が家のチャノキ。
何と言っても、一緒にコロナ禍のあの期間を乗り越えた同志ですから。
想いひとしお、です。
チャノキ

という事で、本日ここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き日でありますように💐

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
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