昨日の今日ですが、花が咲きました

11/9開花の茶 命の不思議
この記事は約3分で読めます。

☆我が家のチャノキのご報告

・2023.11.09

昨日、来月には咲くでしょうかなどと話をさせていただきましたが実に、これが頓馬なことになりまして、、、。

つまり昨夜、咲いたんです、我が家のチャノキに白い花。
それがこちら。
昨夜撮影です。
11/9開花の茶

まだ咲き始めですから、こんなにぎゅっとなってますが。
少し上から見ると、葉に乗っかって、自分の重さで少々潰されるように歪んでいますね。
11/9開花の茶

来月には咲くでしょうか?
なんてブログを書いた夜に咲くだなんて、粋な奴です。
寝る前だったんですが、もう盆と正月が一緒に来たような騒ぎでして。
ああ!めでたいめでたいと、少し美味しいもの出して、少し美味しい飲みものも出して。
11/9開花の茶
まだ花びらが開ききってなくて、オシベがひしめき合って。
後のうす緑のガク(愕)がまだ守るように全体を抑えているのが愛らしい。

そしてニコニコしながら就寝。
こういう瞬間に気づけるのは、出会えるのは、本当に嬉しい事です。

・2023.11.10

朝早くに起きて、チャノキに駆け付けたんですが、朝5時はまだ暗く、でも明かりをつけるのは何となくチャノキに気の毒なので明るくなる朝7時まで待ちました。

まず朝の明かりで、じっくりと観察。
11/10開花翌日の茶の花

ガクが緩んで、花びらが完全に開いて、そうしてたくさんのオシベがノビノビと広がっていますね。
一晩で完全な開化という訳です。
11/10開花翌日の茶の花
次に、正面から見てみましたが、やはり葉の上に乗ってる花でしたね。
だから、花びらが上の方にしか開いていないように見えます。

・茶の花への接写

こうして余りに見事なオシベたちでしたので、近くに寄って撮影しました。
11/10茶の花アップ
これだけのオシベをもっています、ところがチャノキと言うのは、自分の花粉を使って自分で実をつけることが難しいようですね。
タネをつけるには、もう一つ二つ、別の木が必要らしいのです。

さて、せっかくですからメシベどうなってるのか観察です、接写してみました。
中央の、緑色のツタみたいなのがメシベです。
11/10茶の花アップ
分かりづらいので、青い丸で囲んでさらにアップしますね。
チャノキのメシベ

・11/10昼の接写

う~~ん、いかがです?
分かりづらかったですか??
では、いま改めて撮影しなおしてみますね。
あ、また様子が変わっていました、今11時過ぎ。
11/10昼の茶の花
葉っぱに花粉がたくさん落ちていますね。
この写真のメシベが写ってる部分を、青い線で囲みますね、するとこうなります。
11/10昼の茶の花

その部分のアップをすると、こうなります。
どうでしょう?
茶の花のメシベ、お分かりになりますか?
11/10昼の茶の花

植物を身近に置いて育てていると、本当にこういう瞬間は嬉しいものです。
植物が自分の花だけで種をつけることを、自家受粉と言います。
先ほども書きましたが、チャノキの自家受粉は中々難しいらしいのですが、せっかくですから、もしかしたらと期待してしまう自分がいます。
これも、一種の親心なのかもしれませんね、ああ今日は何から何まで気分のいい日です。

さて、今日が皆さんにとっても佳き日でありますように。
最後までお読み下すってありがとうございます。

追伸
次のツボミが膨らみ始めています♪
11/10茶の花ツボミ

< 続編のお話 お茶の花を探検してみた へはこちらをクリックされてくださいませ。

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
命の不思議
シェアする
KAZUHIKOをフォローする
タイトルとURLをコピーしました