☆バラの株を水に漬け終わったら
・水をシッカリ吸った株
私の場合、一昼夜漬けました。
もう大丈夫なので、水から引き上げると、程よく根っこに土が残っていますね。
・根っこをここまで切って大丈夫な理由
元々は、鉢から取り出したとき、これぐらいあったバラの根っこ。
それを、根っこが巻き始めた下の方だけ、まず切断。
それを水に漬けて、余分な土を落として、これ。
☆バラの植え替え
・この時期、バラの根っこを切って問題ない5つの理由
なぜこんなに根っこを落として大丈夫なのかと言う話ですが、理由はこうです！
①まず、寒い時期になってきて、バラ自体の活動が落ち着いています。
②そこで、鉢替えの前に、地上部の枝を80㎝から20cmに切って、短くしています。
③更に、残った葉っぱを手で全て取り除いています。
④80cmの地上部を育てるために伸びた根っこです。地上部を短くしたので、バランスとして根っこ（地下部）を短くしても平気なのです。
⑤ただ、根っこは地上部よりも植物にとって割合大切な部分。これを切るわけですから、ダメージも大きい。なので、切断後、半日から1昼夜水に漬けて回復を図るのです。
・植え替え
さて、こうなったバラの株。
その根っこのアップは、こうなってます。
良く分りませんね、写真だと。
補足しますと、根っこでは、太くしっかりした根はほっといても大事だと分かりますよね。
でも大事なのは、そこからたくさん伸びた細い根っこ。
ワサワサしてる細い根っこが大事なんです。
なので、ここをどうぞ大切に、お願いいたします。
つまり、この目に見える細い根っこの周囲に伸びてる、ちょっと目に見えない根っこも大事。
そして、土を落とすとき、棒でがりがり全部落としちゃうと、見えないような細い根っこもかなり傷めてしまうんですね。
このようにして、水を使って根を癒しつつ、余計な土を根を傷めずに落としてくれるんです。
☆植え替え用の土
・敷き詰める順番
まず、鉢の底に、先ほど叩き割った陶器鉢のかけらを敷きます。
ちなみにこのかけら、入れる前に熱湯をかけて消毒しておきました。
理由としては、悪い菌や害虫の卵がくっついているかもしれないからです。
さて次に、一番無難な市販のバラ用の土に、完熟した腐葉土を3割混ぜて15cmぐらい敷き詰めます。
その上に片手で株を支えながら、根っこと幹の境目が、鉢のスリキリから3cmぐらい下に来るように調整しつつ、土を加えて行きます。
それで、この際に使う土は、先ほどの土にミリオンを混ぜたものを使いました。
ミリオンに関しての詳しい事は写真をクリックされてください。
なかなか優秀なんですよ、ミリオン♪
事前に採掘される岩石の粉なので、環境にも安心なんです
（混ぜる量は、袋に書いてありますので、おおよそその量を守ってくださいね）
私の場合、鉢上部の土には、再び完熟腐葉土を2cmの厚みで敷いて、その上から再び土をかけました。
この時腐葉土にかける土は、2cmの厚みにしました。
そして結果的に、株が中央から出ていて、土が鉢のスリキリから3cm下になっていればよいわけです。
・まとめ：鉢に土を詰める順番
①まず底に、熱湯消毒した陶器の細かいかけらを、薄くひく。
（厚みは1cmもあればいいと思います）
②次に、一番無難な市販のバラ用の土に、完熟した腐葉土を3割混ぜて15cmぐらい敷き詰める。
（一番無難な土とは、市販されていて、製造者が有名メーカーである土の事。これだとまず間違いないです）
③そしてその上に、株を置き、「②」の土にミリオンを加えたものを入れてバラの根を包んでいきます。
（株を持つポイントは、手で中央に来るように支えつつ、また沈み過ぎず浮き過ぎず）
④ 最終的に、土は鉢の縁から3cm下になるように。
（水やりの時、水があふれて無駄に流れないようにするためです。）
※私の場合。最後は、表面の土2㎝下に腐葉土だけ2cm敷き詰めました。
さて、本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳い日をお過ごしくださいませ💐
