楽しい晩秋の森あるき

キノコ 喫茶~言の葉
この記事は約3分で読めます。

☆プチテーマを決める面白さ

冬囲い準備の時期が来ました

季節の変わり目で何かと忙しく過ごしております。
札幌はいよいよ来週はじめ、最高気温が一桁となる日が来るとの予報がでました。
そこでそろそろ冬囲いの準備です。

せっかく育てた鉢植えや庭木の枝が雪の重みで折れないように、縄がけをしていくのです。
あと、雪の重みで潰れないように、鉢植えたちにも対策をしていきます。
こういう準備を始めながら、ああもう冬が来るのだなとしみじみ実感。
荒縄

森歩きのススメ

さてこんな時候。
リフレッシュできる森歩きが私は好きで、ポケットに入るくらいの魔法瓶に温かいお茶などを入れて、よくでかけます。
森歩き

その時に、毎回、プチテーマを決めて歩くのも面白いですよ。
昨日は30分歩いてきたのですが、その時のテーマが「きのこ」でした。
こう決めるだけで、歩いている足元に注意が行きます。
そうすると案外これまで見逃していた風景が見えてくる。

クサフジに付いたアブラムシを食べているテントウムシだとか。
テントウムシ
日本に自生している木の中で、最大級の葉をもつホオノキの落ち葉だとか。
ホオノキ

こういうのを小さなお子さんと一緒に、多くの親御さんが楽しんで下さったらいいなと思うのです。
お金もかかりませんし、親子の会話も増えるし、健康に良いし、良い事づくめですから。

プチテーマでの森歩き、キノコの事例

さて今回の森歩きのプチテーマをキノコにしてみたのですが。
わずか30分歩いただけで、キノコも計3種類と出会いました。
実際にはきちんと探せばそれ以上出会えるはずです。

まず最初に出会ったのはこちら。
キノコ
ホウライタケなのか。
クヌギタケなのか。
キノコ
はたまたそれ以外か?

名前なんて、まずはどうでも良いのです。
まずそこに、キノコが生えているのを親子で発見するだけでも嬉しいものです。
そしてお子さんと一緒にこうして、受けから見るだけではなく地面に目線を近づけて真横や真下から見てみるだけでも面白い発見がありますから。

そしてもう一つ。
キノコ

名前なんてどうでも良いのですが(食べなければの話)、楽しいので親子で勝手に名前を付けてみる遊びも面白いですよ。
こちらなんて、横から見てみたらこんな感じ。
キノコ
多分ですが、このキノコの名前はアカチシオタケ。
赤い血潮の茸ですが、やはり親子で名付ける時は、お子さんの感性から生み出された名前を付けて、その名付けを大いに褒めてあげて下さい。

キノコ命名:私の場合

最後に出会ったのがこちら。
キノコ
なにやら黒い傘。
やや下側から見上げると、なんとも言えない風情。
どれ、私も名付けてみましょう。
ううむ。
ううむ。
キノコ
決めました、このキノコの名前は「用心棒」
黒沢映画に出てきそうなお侍の佇まいだったからです。
え~と、、、かわいくないですね、失礼しました。
キノコ
まぁそんなこんなで是非、秋の終わりの晴れた日に、親子でこういう風に森を楽しんでみてください。
気分がスカッとしますよ♪
用心棒
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
シェアする
KAZUHIKOをフォローする
タイトルとURLをコピーしました