手稲山登山

手稲山からの風景 喫茶~言の葉
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☆初登頂してきました

延期された登山計画

昨日日曜日、朝早くから登山。
札幌市の小樽市側にある1023mの山、手稲山です。

以前より、地質を研究している友人から誘われ続けていたのですが、本当は1週間前に登る予定でした。
ところがそのための靴を買いに行く途中で仔猫を保護。
それで1週間延期となっていたわけです。

仔猫も落ち着き、14時ぐらいまでは仕事休みの猫好き長女が来てくれましたので、安心して登山。
朝7時から登れば10時には下山、11時30分あたりには帰宅できるだろうという友人の言葉を信じ、予定を組みました。
仔猫

登山開始

長く札幌で生活してきたのに、手稲山登山は人生初。
家内も行ってみたいというので3人で手稲ハイランドというスキー場まで友人運転の車で登り、そこから歩き。

多くの登山客が互いに穏やかに挨拶を交わしながら登って行きます。
最初の10分で私の息が切れました。
駄目です、まったく駄目。
なんなのでしょうこの体力のなさ。
歳を取ったなぁと思い知らされました。

私のせいで10分登っては10分休み。
そうですここは北海道。
本州辺りでは高山植物とされる植物も、平地で普通に見られます。
そしてここは手稲山。
更に高い場所です。
手稲山より札幌市内を臨む

高山植物

ハクサンチドリが見られるなんて。
蘭の仲間です。
ハクサンチドリ
それからシラネアオイ
シラネアオイ
それからマイヅルソウ
マイズルソウ

しかしながら。
はぁはぁぜいぜい息が乱れて汗を流し、ゲッソリしてましたので写真を撮るだけで精いっぱい。
ピンボケしていようがどうであろうがどうでも良いという感じでした。

山頂付近にはまだ雪。
6月の残雪

フキノトウも咲き始めでありました。
6月の残雪と、フキノトウ

頂上へ

途中かなりの急勾配。
地質研究者の友人は、ニホンザルみたいにスイスイ登って行けるのです。
なんでしょうかこの体力。
ほぼ私と変わらない年齢なのに。
土を調べて駆け回ってるからねとVサインする友人に、もう脱帽でした。
ちなみにニホンザルみたいだと言ったら、それは誉め言葉だと笑っておりました。
手稲山からの風景
しかしこの風景。
やはり良いですね。
気持ちが洗われるようです。
手稲山からの風景
そしてついに頂上へ。
家内もここまで来るとかなり疲れたようですが、友人は宙返りしてバナナを食べておりました。
、、、バナナを食べてたのは、本当の話です。

小さな鳥居が見えます。
私が今回頑張って登ったのも、ここに来たかったからです。
手稲神社奥の院、標高1023mの鎮座する神社。
ここからは札幌市内は勿論の事、小樽や羊蹄山も見えるという眺望。
来てよかったです。

ただ到着時間は12時少し前。
なにが10時下山だと思い友人に抗議をしようと思いましたが、遅れた原因は私ですし、海を見ながら美味しそうにバナナを頬張る友人に、抗議どころか感謝でいっぱいな日曜日でした。
手稲山頂上 手稲神社奥の院

下山

30分ほど山頂辺りで休み、雨もぱらつき始めましたので下山。
これが登るより下りが地獄でした。
気を抜いたら転げ落ちそうな急坂です。

家内は海育ちなのでこういう急坂は大の苦手だと分かりました。
まるで生まれたての猫です。
私が使う予定のストックを2本使いつつ、足を滑らせて何度も尻もち。
行き交う登山客から声援を受けるほどヨタヨタ。

私も本来なら家内に付いて下山するのが理想ですが、膝に来ていて一気に坂を降りないと体力が持たないと判断。
家内をお猿の友人に任せ、私は一番の長い急坂を山羊のように下ることにしました。
私は下りが得意なようです。

足場にきちんと置くことが得意みたいで、家内がまだ半分も降りていないうちに私はゴールしていました。
車の所に到着したのは約13時。
帰宅したのが14時15分前。
娘が帰った直後で、仔猫はケージでぐっすり眠っておりました。

その後、登りが大変だったという夫と。
下りがきつかったという妻と。
バナナが似合う友人と乾杯。
それにしても良い山だねぇと盛り上がり、友人から「手稲山はね、北海道スキーの発祥地なんだよ」と教えられ、気を失いそうになりました。
北海道の人はあんな急坂でスキーをするの、と。

ああ。
写真では急坂がどれほど凄いか、、伝わらないなぁ、、、。
手稲山下山

と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
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