☆歳神様ご来訪
私の秘かな行事と、もののけ姫みたいな、、、
さてそんなわけで、朝に大晦日①を書いてからいつもの近所の森に散策しがてら、今年もお世話になりましたと森にご挨拶してきました。
誰かに見られるとただの変な人ですが、なんだか森が答えてくれるようで楽しく、ひそかに行う私の年中行事の一つであります。
昨年書きましたが、お正月というのは、その家に幸福と安全をもたらして下さる歳神様をお迎えする行事であります。
< お正月に正しく歳神様をお迎えするには、松!
歳神様と書くと、何か変な宗教だと思われるかもしれませんが、これは古来より日本人の文化に根付いた考え方で、アニメで言えばもののけ姫の変な鹿みたいな存在。
変って表現してはいけないですね。
なんとも不思議な存在。
我が家の大晦日
この歳神様が各家庭にいらっしゃるには、大掃除を昨日までに終わらせ、正月料理なども今日昼あたりまでにおおよそ準備万端整えておかねばなりません。
我が家ではもうすっかり終わっておりまして、これから昼ご飯を頂いたら午後1時辺りにお風呂に入って身を清め、さあそこからはお酒飲んだり、料理をいただいたり。
去り行く今年に感謝を込めてお見送りする、これも一種のお祭りなのです。
そして歳神様がいらっしゃる時刻は、今日の日没。
場所によっては、明日の日の出時刻とされています。
そのために玄関には、歳神様がいらっしゃる目印として、門松を飾り、室内に迎い入れて松の内の期間は鏡餅に宿っていただくという流れです。
そこで我が家の場合は、歳神様ご来訪の刻(とき)を、大晦日の日没と決めています。
万が一、元旦日の出と共にと準備していてもしも大晦日の日没にいらしていた場合は具合が悪かろうというので、早いに越したことはないという極めて単純な理由からです。
(その分、ご馳走も早くいただけるし)
☆年末のご挨拶
そんなこんなで12月31日ですが、よく「良いお歳をお迎えください」とご挨拶しがちですが、これは間違いです。
この挨拶が有効なのは、12月13日から12月30日までです。
その理由は、この挨拶に込められた意味にあります。
良いお歳をお迎えくださいというご挨拶は、正確には「年末にいらっしゃる歳神様をお迎えする準備も忙しい中大変でしょうが、どうぞ上手く事が進んで遅くとも晦日(30日)までには全て整えて、良い形で歳神様とお迎えくださいね」という意味だからです。
それなら、早くても31日の日没までに大掃除や準備を終わらせれば問題なかろうと思われる方もいらっしゃいましょう。
実は私も以前まではそうでした。
特に会社勤めなどしておる時には、そんなゆとりもございません。
それで31日休みになってバタバタバタ~とやっておったものです。
ところが、神様をお迎えする当日に準備や掃除をやっていたのでは、神様に対してやっつけ仕事となるそうで。
神様に対して、良いお迎えとはならないそうです。
余裕をもって準備しておくことで、神様に対して敬意を示すことになるそうなんですね。
そこで28日までに大掃除を終わらせるのがベストで、料理は31日の昼辺りまでに済ますというのが良い形らしいのです。
という事で本日本年はここまで。
今年もお付き合いありがとうございました。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様の大晦日が、素敵なものでありますように💐😊