二十四節気2025~寒露

ヒシクイ 旧暦(太陰太陽暦)
この記事は約2分で読めます。

☆札幌では、一気に寒さが増してきました

今朝5時半の我が家の玄関先は、気温が11.5℃。
もうすっかり初冬の雰囲気でした。
日中はわりあい暖かなのですが、朝晩の冷え込みはかなりきつくなっております。

さて今日から二十四節気は、寒露に入ります。
今年の寒露は、新暦で申しまして今日から10月22日まで。
ではいつものように、寒露の七十二候を見て参りましょう。

☆寒露の七十二候

初候:鴻雁来(10月8日~10月12日)

「こうがんきたる」と読みます。
昨年も書きましたが、鴻雁とはヒシクイの事を指します。
ヒシクイ
日本にも寒い季節になると、北の方から二種類のヒシクイが渡ってきます。
オオヒシクイとヒシクイですが。
ちょっと今度意識して探して、上手く見つけられたら写真に収めてみようと思います。
ヒシクイ

次候:菊花開(10月13日~10月17日)

「きくのはなひらく」と読みます。

もともとは大陸から渡ってきた植物である菊ですが、本来は今の時期の咲く花でした。
現代では、夏菊や夏秋菊に寒菊が生み出され、一方でビニールハウスでの電照菊もありほぼ年中作られている花となりました。

しかしやはり本来はこの時期です。
こちらも、野辺にある菊の仲間を撮影出来たらなぁと思います。
菊

末候:蟋蟀在戸(10月18日~10月22日)

「きりぎりすとにあり」と読みます。

ここでいうキリギリスとはじつはコオロギの事ですと昨年書きました。
確かにこちらでは寒さが一層厳しさを増し、命の限りに鳴く虫の声もこの辺りまで聞こえるか聞こえないか。

札幌では下手をしますと、この期間に初雪となることもありますから。
コオロギ

という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
旧暦(太陰太陽暦)
シェアする
KAZUHIKOをフォローする
タイトルとURLをコピーしました