☆新暦と旧暦
春の七草
セリナズナ、ゴギョウハコベラ、ホトケノザ。
スズナスズシロ、これぞ七草。
七五調にすると大変覚えやすい春の七草ですが、新暦では今日がそれを粥にしたものを頂く日とされています。
それで昨年もこの日に七草粥の記事を書きましたけれど。
< 人日の節句
正月を初春とも申しますが、二十四節気ではまだ小寒なので、春ではありませんよね。
けれど、今日頂く七草は、春の七草と呼ばれています。
暦でみると、冬の七草のはずですのに。
新暦と旧暦
答えを申しますとこれは、新暦と旧暦の違いから生じたもの。
先日の小寒の記事でも書きましたが、今は小寒の初候、芹(セリ)之栄です。
七草として、粥にするにはまだ根が春に備えて力を蓄えている状態。
少し早いんですね、食べるには。
これを旧暦でみますと、本来の七草粥の日は新暦2月4日です。
その前の日が立春ですから。
だから、春の七草なのであります。
我が家では、七草粥は今年から旧暦にのっとっていただこうと考えております。
まぁ、葉物野菜高騰も大きいですけれど、、困ったものです。
さて今年はこのようにいろんな面で、本来の旧暦に沿って季節の行事も語っていけたらなと考えます。
本来の日本人の季節感が、このことで皆様に少しでもお伝えできれば幸いであります。
西の針供養
最後にもう一つ。
本来であれば今日が、西日本で針供養を行う日、旧暦の12月8日であります。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊