☆旧暦について
私はなぜ、これまで旧暦を使わなかったか
前に、暦と季節が生まれた理由と言うのを書きました。
それを書いてからと言うのもなんですが。
やはりここはちゃんと自分でも旧暦を使いこなせるようにならないと、と考えました。
え?
あんなに書いてるのに、これまで使ってなかったの??
と疑問にお思いの方もいらっしゃるでしょう。
当然、九州で暮らしていた10代までは旧暦見るよりは毎日きらびやかな青春です。
そして、それ以降、段々旧暦の魅力が見えてくる30代以降は、ずっと、まぁ20代以降ほとんど北国暮らしなんですね。
この北国では、旧暦はちょいと厄介なんですね。
成立したのは、京都や奈良が首都だったころです。
つまり基準点が、京都に置かれているという事です。
なので、北海道の季節変化は旧暦では読み取れないんです。
そう言う理由で、これまで私は旧暦を敬遠しておりました。
今回、私が旧暦カレンダーを購入した理由
季節の移ろいなどをシッカリ読み取れるのが、旧暦。
この「旧」というのが、なんか古臭いイメージなので軽く見られる傾向がありますね。
哀しい事です。
この際、旧暦と言わずにこう正式に言いましょう。
太陰太陽暦と。
それで、ここ30年。
毎年言われていることがあります。
それは、「今年は例年になく異常だな」と言う言葉。
そして、その言葉は植物を育て、その生長に関わっている身としては、もう驚くほどに毎年耳にします。
もう歳も重ねましたし、ここはやはり北国がどうのこうのと考えずに、一度しっかり太陰太陽暦を部屋において学んでみようと思ったからなんです。
私の中の季節感なんて、しょせん50年から55年ぐらいの積み重ねでしかないわけです。
ところが、太陰太陽暦のデータの積み重ねは、ざっと1200年ですから。
これはやはり、きちんと身近にそういう暦と共に、毎日を過ごす。
それによって、先人たちの息吹に触れたいと思ったことも、理由の一つです。
☆おススメの旧暦カレンダー(太陰太陽暦)
そこで今年になって、どれがいいかなと探し始めていたんですが、迷っていました、ずっと。
そしてようやく、初心者にも分かりやすい暦。
この先の季節変化が読める生きた太陰太陽暦のカレンダーを見つけました。
それがこちら。
大阪南太平洋協会が毎年出している旧暦カレンダー。
送料込みで2200円です。
このカレンダーには、卓上晩も付いてきてまして、さらに今年の気候の予測まで付いてきます。
どうです、もう3月なのに暦を買うこの勇気!
まぁそれぐらい魅力的な暦ですので、ご興味ございます方は是非にとおススメさせていただきます。
ちなみに、この太陰太陽暦。
19年分は捨てずに溜めておくと、よりデータが生きてくるそうです。
ようし、長生きするぞうと、燃えている朝です。
という事で、本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日を💐