☆正しいメネデール活力剤の使い方
現場で植物好きの方のお話をうかがっていますと、この間違いって結構多いんです。
「メネデールは肥料」だと思ってる方。
これ、間違いです。
「先生、私、肥料はこれ使ってるから大丈夫よ♪」と自信満々にお話して下さる方、40年間毎年だれかれいらっしゃいました。
それぐらい、誤解の多いのがメネデール活力液。
というわけで、今回は私も愛用しているメネデールのお話。
・メネデール株式会社
今回お話しするメネデール活力剤は、株式会社メネデールの製品。
株式会社メネデールは、活力剤のほかに、肥料や、樹木への灌注剤(注射みたいなもの)や、園芸用土を製造販売しています。
ただ一般的に(私の皮膚感覚では)メネデールといったら、この活力剤を刺すことが多いです。
だって発売開始が、1955年。
これだけ長い間愛されてるってことは、それだけ効果があるってことの裏返しなんですよね。
・メネデール活力剤は、肥料の棚で売られています
私の知る限りでは、ホームセンターなどの肥料コーナーに説明もなく並んでいるのがメネデール。
実際に、教室やイベントでご一緒した花屋さんも、ホームセンターや大型スーパーの担当者の方も。
誰一人、それが肥料でないことをご存知の方はいらっしゃいませんでした。
皆さん、肥料だと思ってらっしゃった。
これでは、買う方も肥料だと信じてしまいますよね。
メネデール、肥料でないなら、なんなの?
当然の疑問です。
実はとても、スグレモノなんです、使い方を間違わなければ。
・メネデール植物活力剤は、正しく使えば効果抜群
写真をご覧になれば分かりますが、「植物活力剤」と書いてあります。
当然この文字は、お買い上げの皆さんの目には入ってるはずなんですが。
おそらく、脳の働きの一種で、勝手に肥料に分類されてるんでしょうね。
肥料と活力剤は違います。
例えると、、。
肥料が、私たちの食事でとる栄養。
活力剤は、胃腸薬。
雑な例えですが、イメージは伝わりますでしょ。
活力剤メネデールの働きは、おおよそこんなイメージ。
植物が持っている栄養を吸収する力を助けたり。
葉っぱが光を浴びて栄養を作る働きを活発にしたり。
根っこを元気に働くようにしたり、また傷口を治してくれたり。
そこに、肥料を与えると、「吸い」が良くなるというわけですね。
ちゃんと使えば、芽・根・出るというわけなんです。