雪の中のガガンボダマシ

ガガンボダマシ ささやかな発見
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☆気温0℃の森散歩

明日から二十四節気の小雪ですが、札幌はもう雪景色。
気温0℃ですが、この時期の森散歩もこの時期なりに楽しいものです。
湿った雪
まだ氷点下の完全にサラサラの雪ではなかったために、風に押された雪が、木の片面だけに張り付いています。
湿った雪
こちらの木には、小動物の巣穴らしきものがありますね。
その上にも張り付いた雪。
しばらく観察していましたが、巣穴の住民は顔を出しませんでした。
夜行性かな??

そしてこちら。
雪景色の中を飛び回る昆虫が居りました。
ガガンボダマシ
見えませんよね、カメラを寄せてみます。
ガガンボダマシ
こちらの虫は、ガガンボに似ているガガンボダマシという虫です。
ガガンボダマシ

ガガンボという名前は、「蚊の母」から付けられておりますが、ガガンボは吸血はしません。
花の蜜辺りを吸って生きる穏やかな虫であります。
ただガガンボが花の蜜を吸うという事は、春から秋の活動期間ですよね。

このガガンボダマシは雪の上で生活しているようです。
こうやって、雪の上に留まって休みますし、こういう時にカメラを近づけても穏やかな性質なので逃げません。
ガガンボダマシ
あ、そうそう。
ガガンボは、羽を広げて休みます。
ところが、ガガンボダマシは、羽を写真のように閉じて休むのです。

雪の森散歩も、こうしてみるとなかなか面白い物でしょ。
ガガンボダマシ
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
ささやかな発見
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