☆セイヨウオオマルハナバチ
昨日、マルハナバチの話をしました。
あれはマルハナバチの中でも、多分ですが、エゾヒメマルハナバチだと思います。
この蜂はもともと日本に住んでいる種類ですから問題はありません。
そっと見守って愛でてあげましょう。
ところがこちら。
セイヨウオオマルハナバチ。
これはいけません。
外来種で、日本の生態系に悪影響を与えています。
セイヨウオオマルハナバチが日本に導入されたのは、静岡の農業試験場からで1991年の事でした。
今では日本各地で野生化してしまっています。
セイヨウオオマルハナバチの迷惑な所は、野生の花に穴を空け、結果その種の生産量を減少させるという事なんです。
また、在来種のマルハナバチの巣を乗っ取ることもしていますので、日本在来種のマルハナバチも減らしてしまうんです。
☆見分け方
セイヨウオオマルハナバチに似ているのに、国内在来種のオオマルハナバチがいます。
見分け方は、ズバリ、お尻です。
まずはセイヨウオオマルハナバチ。
お尻が白いんです!!
そしてオオマルハナバチ。
こちらはお尻が白じゃない!!
※図は二つとも、長野県環境保全研究所より引用
お尻が白いモコモコした蜂は、特定外来種のセイヨウオオマルハナバチですので、見つけたら捕獲です。
こんなものを農業に使おうと決めた役人さんが大馬鹿だと思うのですが、広まってしまったからには仕方がありません。
セイヨウオオマルハナバチよ、ごめんよと、私は思うのです。
悪いのは、日本に持ち込んだ一部の人です。
安易に農業に使って最後は野に放った一部の農場関係者です。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊