☆根性~ミカン買い
開店待ち作戦
昨日、「超おいしいミカンのお話」をしました。
その日、ご主人から11月30日は美味しい早出しミカンを出せる日と伺っていましたので、例の八百屋さんへ。
お店の宣伝なんてやらないんですよ、と仰るご主人。
そう言えば、お店には店名も電話番号も看板も掛かっていないんです。
開店時間も開店日時も、その時の都合次第。
高齢の私達にはそれくらいがちょうど良いと笑顔で仰る。
それで昨日は、事前に開店するのが分かっているレアな日。
おそらくミカンも一年で一番美味しい日だなんて伺うと、私の一日はここのミカンを買うだけで終わってしまっても満足です。
午前10時から午後1時30分あたりまで、近所の喫茶店をはしごして、30分置きに電話のふりして数分外へ。
そして不思議八百屋が見える角に行き確認作業の繰り返し。
その間の合計、珈琲3杯パンとケーキ各1個ずつ。
動きアリ~ご主人確保
午後1時半あたりに、ついに不思議八百屋に動きがあったのでこちらも行動開始って、まるで刑事ドラマ。
午後1時半あたりというのは、もうこの頃になるといちいち時計を見てなかったという次第。
不思議八百屋の扉が開く。
御主人が外の陳列棚に商品を並べ始め、奥様がレジ周りの商品を数え始め。
そんな中、私がこの日のお客第一号。
ご夫妻は私の顔を覚えて下さっていて、あらら遠くから来てくれたんですねと、わざわざ箱を開いてご主人自らちょいと時間をかけて、その中でも特に美味しいであろうミカンを選んでくださった。
私がせっかくだからとたくさん買おうとしたらご主人、この時期のミカンは正月頃のと違って鮮度が命だから、ちょっとずつ買ってなるべく早く食べてくださいと言う。
だから10個だけ買いました。
家内と5個ずつ食べますというと、ご主人、ああいい塩梅ですねと仰った。
宣伝を好まない、こういうまるでメルヘンのような、それでいて職人気質な八百屋さんとの出会い。
これもまた私にとっての植物教育であります。
この歳になっても思います。
学ぶ事、多いなぁ♪って。
(手だけなら撮っても良いですよ、特別に。だそうです♪)
ちなみにこのミカン、体にスッと沁みいるような極上の甘みと旨味でした🍊
というわけで本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊🍊