☆不思議な八百屋さん
開かずの八百屋
不思議な八百屋さんを見つけました。
たまに開店してる八百屋さんなのです。
まず私が、たまにしか通らない道であることもあります。
それでも、月に5回ほど通って、しかもお昼過ぎです。
まず開いていない。
けれどどうもたま~に開いてて野菜か何かを売ってる。
開かずの八百屋の理由
それで先週通った時に人影が見えたので、予定変更して先の交差点で左折、また左折、もう一回左折。
不思議八百屋さんが再び見えてきましたので、ちょいとお店に横付けして。
そうしたら、とても愛想の良い老夫婦が忙しそうにしてらっしゃいました。
聞くともう70年近く営業してらっしゃるのだとか。
ということは戦後の混乱の時期あたりからですね。
それで、ここ10年は、お二人の体調みながら、それから配達が暇なときにだけ開店してるんですって。
配達!!!
そう、馴染みのお客さんの高齢化や、固定の飲食店からの注文配達がメインだとわかりました。
なるほど、そういう理由でしたかと納得。
☆超美味しいミカン
ミカンが一番美味しい時期
販売品はわりあい少なめでしたが、折角だからリンゴとかキャベツ、そしてかぼちゃを購入。
するとご主人が、折角寄ってくれたからとミカンを半分に割って、食べてみてと差し出してくださいました。
これがまた、飛び切り美味しい!
御主人の話では、このミカンは早生みかんで、一年を通してこの時期のものが一番美味しいという事なんですね。
実は私、ミカンはそんなに好きじゃないんです。
そんな私が旨いと思うほどですから。
驚きました。
一個90円でしたが、あんまり美味しいので迷わずミカンも購入。
その時の御主人の言葉がまた良かった。
「あんまり沢山買わずに、新鮮なうちにすぐ食べきって。そしてまた少し買うといいですよ。この時期に出てくるミカンは、それが正解。」
商売気なし!
なんてステキなのでしょう。
特に美味しいミカンの特徴
ミカンは、箱から好きなものを選んで買う方式でしたが、こういう場合、絶対に選び方があるはずです。
そこでご主人に質問しました。
この中で、更に美味しいミカンの見分け方を教えてください。
もうこの時の御主人の嬉しそうな顔といったら。
聞かなきゃ教えないというこの昭和の名残り。
これがまた良いですよね、会話しつつ買い物が進む。
大事だと思うんです。
嬉しそうにご主人が解説交えながらテキパキ選んでくださった超美味しいミカンの特徴はこちら。
お尻がツルンとしてないで、少々デコボコしてる物、これが最高だそうです。
つまり温州ミカンは、この11月中旬から下旬にかけてのもので、お尻デコボコ。
本当に美味しかったです。
不思議で素敵なお店で、超美味しいミカンと超素敵なご夫婦に出会った話でした。
< 続~超おいしいミカンのお話に続く
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊🍊