☆超簡単便利:焼き板の焼き加減
焼き板について
先日、日曜大工を親子で楽しみましょうという記事を書きました。
< 親子で楽しい、かんたん日曜大工
今日はその追伸記事です。
前の記事では焼き加減について書いておりませんでしたので、今日はそこをお伝えすることにしました。
安い板で家具などを作る場合、その板を火であぶると強さが増し、美しさも出てきて手触りも良くなるという良いことだらけなのです。
この焼き板は、建築法の「焼杉」が大元です。
杉の板を焦げるまで焼いくと強度が増し、家の外壁などに使うと60年ほど持つという板に変わります。
先ほど手触りが良くなると書きましたが、焼いて焦がして磨いて初めてそうなります。
磨く道具は、私の場合「ワイヤブラシ → サンドペーパー → 布」の順で使用。
幅20㎝長さ60㎝程の板磨きにかかる時間は、約2分です。
焼き具合について
私は簡易バーナーを使っているのですが、焼き具合はおおよそ3段階です。
ステーキと同じで、レア、ミディアム、ヴェルダン等と言ったりしますが、その中間も当然あります。
ではこの板でやってみましょう。
まずはレア。
軽く表面に焦げ目をつける程度。
これで表面のササクレ(とげとげしたもの)も焼けて無くなります。
これをさらに焼き進めてミディアム。
しっかり焼いて、木目の白い部分までしっかり火を入れます。
表面の凸凹感が一層穏やかになります。
更にこれを焼いたものがヴェルダン。
湿気の多い場所に置くものだったり、外に置きっぱなしにする場合にはこれです。
写真のように表面がしっかり炭になるまで焼きまして、磨きをいれません。
表面にシッカリ炭の層を付けてあげる感じです。
磨きについて
今回は、ワイヤブラシだけで、ヴェルダンの表面をササっと軽くこすってみました。
こんな感じで、力も必要なく木目に沿って全体をブラッシングする感じです。
良い感じです♪
こうして、こんな生っ白かった板が、数分で古民家風に早変わり。
しかも強さも増しているんですから面白いです。
木目もハッキリ浮き出しますよね。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊