☆気温0℃で降る雪は
我が家のベランダの話
昨日の札幌はわりあい暖かで、お昼時でおおよそ0℃。
午前中は晴れていまして、燻製肉の熟成も順調に行きました。
そして午後からは雪。
これが一ヶ月前ならベランダで風にさらしている燻製も雪まみれとなってたはずですが、今は違います。
透明なトタン板を細竹とロープでベランダ柵に固定してますので、暴風雪にも耐えられる仕様になっておるのです。
昭和生まれの田舎育ちは、こういう、いわゆるダサいけれど頑丈な日曜大工が呼吸するようにできたりします、、、ダサいですけど、、、。
0℃の雪
年末までに読んでおかねばならない本が四冊ありまして、最初に取り掛かった本がおおよそ350頁。
そのだいたい半分読んだら、天気も良いので、運動がてら観察がてら近所の森を散歩して来ようと決めていました。
そうしたら、お昼ご飯終わった頃にまとまった雪となりまして。
先にも申しましたが、この日の昼辺りは気温が0℃。
この温度帯ですと、雪に湿り気があって、しかもそう風が強くない場合には着雪するのです。
これは私の好きな、着雪の森が見られるぞと気分高揚。
スキーウェアを着て、膝まである長靴を履いて、いざお出掛け。
歩いてすぐですからそんなに大変でもないんですが、結局ウロウロと、二時間も楽しんで7000歩超。
良い運動にもなりました。
しかし着雪の森は、人も無く音もなく水墨画の世界です。
ウェルビーイング??
たまに野鳥が木から木へ。
ただ黙ってこの風景に身を置くだけで、心身が整うのです。
これは私だけではなく、ほとんどの日本人なら、そうなります。
これも私達の中に流れる縄文の記憶なのかなと思います。
あ、縄文時代と日本人については以前に書いておりますので、ご興味ございます方は以下のリンクからどうぞ。
< 現代にも影響を与える、縄文文化と弥生文化①~縄文
どうです?
綺麗でしょう。
こういう風景の中、ただ静かにひとあしひとあし歩いていると、余計なものが削ぎ落されて行きます。
それは事実。
できれば余り考えずに、ただ風景を見てただ耳を傾けて、そしてただ匂いを楽しめばいいのです。
簡単に書いておりますが、これは最先端の自己調整法として有料で講座などが各地で開かれております。
片仮名表記するから、何のことか分からないですし、片仮名だから何か良さそうな気がしたりしますが、何のことはない。
昔、日本人が普通にやっていたことなのであります。
あ、そうそう。
こういう時には、スマートフォンなど見てはダメです。
脳が一気にそちらに集中し、ただ目の前にある情報をお腹が壊れても食べ続けようとするからです。
そう言いつつ、スマートフォンで森を撮影している私でありました。
撮影は良いのですよ、たまにカシャとシャッターを切るだけですから。
そんな言い訳めいたことを申し上げつつ、、、。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊