< 「私」に合う植物の見つけ方、からの続きです。
☆目的を明確にして効果100倍
・まず、やっていただきたいこと
植物を育て始める前に、多くの初めての方がやってほしい事。
これが、「植物を育てる理由」です。
もうとっくに植物栽培に慣れていらっしゃる方はいいんです。
レールにしっかり乗ってらっしゃるから。
ただ、植物栽培をやってみたいのだけれど、何を育てたらいいのか分からないという方。
多いんですね、実際に。
・心が本当に求めているもの
その一つの解決法が、昨日の記事でもお伝えした、「私はなぜ、植物を育てたいんだろう?」という自問自答です。
自分自身の中に眠る「心が本当に求めるもの」があるから、人は希望や意見が湧き出てきます。
でもたいていの場合、「心が本当に求めているもの」を自分自身で明確に気づいておらずに言語化できていないから、迷うんですね。
これは、何事においてもなんですが。
さて、今回の場合、よつばさんの場合ですが。
植物をよく枯らす、ということは、もうチャレンジされているんです、「植物育て」に。
つまり何らかの理由で、植物に関わりたいと思ってらっしゃるんですね、心の中から。
あとは、その心からの思いの言語化をするだけなんです。
それですべてが上手く行くはずです。
では、よつばさんが植物育てをやりたい理由はなんでしょうか?
それをはっきりさせるためには、こう考えて行くのが良いのかなと思います。
☆最初のパターン
・第一歩目の言語化
これは私がセミナーとかで使ってる方式なのです。
35年ほどかけて、少しずつ変わってきてこの形に落ち着いてます。
「まず、あなたが植物を育てることにより得たいものは何でしょうか?」
これが一番最初にやってほしいあなたの心に眠る意思の言語化です。
言語化、つまり言葉にすること。
これが一番単純で、重要な問いです。
目的を言葉にすれば、ただ漠然と行うより、効果は100倍と言っても過言ではありません。
でも、突然言語化してくださいと言ってもなかなか難しいかもしれませんね。
なので、以下、いくつかのパターンを書いておきます。
もしこれらに当てはまらなくても、これらをヒントにあなたの心の言語化につながれば嬉しいです。
・最初のパターン分類
以下のパターンの頭にはすべて「自分で育ててみた植物」という言葉をつけます。
①~をプレゼントしたい
②~に癒されたい
③~を楽しみたい
④~をもっと知りたい
⑤~を誰かに自慢したい
⑥~で周囲を飾りたい
⑦~を通して技術を身につけたい
⑧~で商売したい
⑨~を手始めに人生を変えていきたい
どうでしょうか?
これらの内で、あなたの願いに近いものがありましたでしょうか?
こんな感じで、植物を育てることであなたが得たいと思うものを一つだけ選んでください。
一つだけ、です。
つまり、優先順位第一位の願望を、です。
☆次のパターン
あなたがなぜ植物を育てたいのか、の本当の理由の言語化ができたならば、次はこの問いです。
・第二歩目の言語化
「あなたは、どんな感じの植物を育ててみたいですか?」
この問いの答えは、直感で構いません。
ピンときたら、という奴です。
もちろん、じっくりお考えになっても構いませんが、時間をかけるほど混乱しやすいので、お気を付けくださいね。
あ、そうそう。
こちらは複数回答可、です!
・次の段階のパターン分類
以下のパターンの頭にはすべて「自分で育てたい植物」という言葉をつけます。
①~は、丈夫なものが良い。
②~は、繊細なものが良い。
③~は、小さなものが良い。
④~は、普通の大きさが良い。
⑤~は、ある程度の高さか、大きさが欲しい。
⑥~は、落ち着いたものが良い。
⑦~は、派手さのあるものが良い。
⑧~は、1年以内に枯れて終わるものが良い。
⑨~は、何年も持つものが良い。
⑩~は、香りが楽しめるものが良い。
⑪~は、食べられもするものが良い。
この項目は、以上となります。
上記以外に何かありましたら、それも書き出してください。
☆最後のパターン
では、なぜ育てたいのか?
そんな感じのものを育てたいのか?
これら二つの問いかけへの答えが出ましたら、いよいよ最後の質問です。
・第三歩目の言語化
以下のパターンの頭にはすべて「私が育てる植物は」という言葉をつけます。
①~外に植えたい。
②~外に置きたい。
③~室内に置きたい。
以上で終わりです。
これで、あなたの育てたい植物の絞り込みは、かなりできました。
☆あなたが本当に育てるべき植物に出会うために
さて今日は「あなたに最適な植物とは!」というテーマで書き進めました。
少々長くなりましたが、どうかご容赦を。
あなたに合う植物、これは必ずあります。
それなのに、自分に合わない植物を選んで、結局訳の分からないまま失敗して、植物を育てることが嫌になったりしてしまう方が多いんです。
自分に合った植物ならば、上手く行くものです。
これは何も植物に限ったことではなくて、仕事だって、恋愛だって、家庭や日常生活で使う道具や健康法まですべてがそうなのです。
「自分に合った、、、」これがとても大事なキーワード。
是非とも色んな場面で頭に浮かべてください。
私もそうして60年生きて来て、けっこう毎日充実してます。
話がそれましたが、大きく三つの質問をしました。
この中で特に大事な質問が、最初の質問です。
最後にこうお伝えしておきます、今後迷ったときは、必ず一度この原点にお戻りください。
何事も迷ったら、原点に、です。