保護した仔猫、その後

仔猫 猫日記
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< 猫アレルギーなのですが、仔猫を保護しました より続く

☆仔猫からの信頼

他のSNSでの発信

昨日の記事のポイントだけを、XやInstagram、そしてThreadsに流しました。
とにかく猫アレルギーについて対策を知りたくて、藁をも掴む気持ちででありましたが。
期待はしてなかったのですが、Instagram経由のThreadsで、ほんの数時間で2000以上の好評価(高評価ということではなく)を頂き、更に猫アレルギー対処法など多くのコメントも頂きました。
エックス
本当に有り難いですね。
見ず知らずの私が瀕死の猫を拾っただけで。
なんだかアレルギーも乗り越えられそうな気がしてきました。
言葉は本当に力になるのだなと改めて実感できた昨日の出来事でありました。
インスタグラム

それで今日まで、仔猫の話です。
命の変化は、植物も動物も同じ愛しく尊い現象です。
書き遺しておくことでいつか誰かのお役に立てることもあるかもしれませんから。
それから。
明日は二十四節気の芒種ですから、明日はその話題となります。
スレッズ

仔猫を拾ったその夜

母猫や兄弟とはぐれ、交通量の多い国道の縁石から路肩に落ち、行き交うタイヤから1mから30㎝の距離でカラスに囲まれ。
どれほどの恐怖だったか。

その後バイクの箱に入れられ振動とモーター音に体をゆすられ続け。
帰宅し取り出すときに一度、シャーと威嚇。
それきりグッタリ。
動物病院の診療が終わるまでで二時間経過。

帰宅してミルクを与えるも、口をグッと堅く閉じて飲まない。
鳴かない。
トイレにもいかない。
なのでさすがに口をこじ開け、スポイトでミルクを2ccなんとか飲ませました。
保護した仔猫、その夜
震えていましたが、あまり干渉せずにそっとしておきましたが。
深夜、クーと微かに鳴くようになりました。
お世話は、3時間おきのミルク、3時間の睡眠。
この繰り返し。
なので人間はよく眠れず慢性的な睡眠不足です。
まぁこれも、命育ての醍醐味ではあります。
仔猫さえよく眠れればそれで良いのです、怖い思いしたのですから。
保護した仔猫、その夜
リラ冷え真っ最中でしたので、箱の底には湯たんぽを入れました。
この時期の仔猫は体温管理ができませんので、冷えは厳禁。
命に関わりますから、付きっきりでありました。

翌朝の仔猫

あまりにミルクを飲まなかったので、無事に翌朝が迎えられるか心配でしたが、ちょっと穏やかに目を覚ましてくれました。
昨夜よりもハッキリと「ニー」と鳴けたので元気が出てきたかなと思い、動物病院で頂いた哺乳瓶を使てみましたら、なんと自分から恐る恐る寄って来て、探るように嗅いで、自分から口を付けて。

感動的な瞬間でした。
そして、控えめに撫でても嫌がらない。
そしてまた眠り、またミルク。
段々飲む量も増えてきましたが排泄が一度も無いのです。

食事前後にぬるま湯で湿らせたガーゼなどで股を撫でてやるのですが、これは母猫が舐めてあげる行為の替わりなのです。
この撫でた刺激が無いと排泄ができないんですね、こういう幼い時期は。
犬の子の時は、それが一回で出来て楽でしたが、この仔猫は全然反応なし。

もう拾って19時間以上ですからこれは心配です。
再び動物病院へ。
その時の表情がこちら。
布袋に入れて行ったのですが、表情が柔らかくなっています。
仔猫

動物病院帰りに

診察の結果、特に問題なし。
ただ幼過ぎるので体調急変の時はいつでも対応して下さるという言葉に安心しました。
本当に、良い動物病院に出会えました。
これも幸福な事であります。

病院からの帰り道。
ミルクをあげると、これまで以上の飲みっぷり。
そして私たちの顔を見つめるこの表情。
仔猫
おびえている感じが無くなってきている様子です。
指で軽く撫でたら、喉をゴロゴロ鳴らすようになりました。
仔猫
そこで。

仔猫と森散歩

日頃から私は、植物が人を含めた動物に与える好影響について書いたりしております。
猫はイエネコですが、元々はヤマネコです。
森好きの遺伝子が絶対に残っています。

それで帰り道、広めの森を二時間ほど歩いてきました。

猫は、視覚、聴覚、嗅覚が特に優れています。
森を見るだけでも良い。
森の色んな音を聴くだけでも良い。
森の香りも絶対に良い刺激になるでしょう。

気温は22℃。
晴れで日差しもあたたか。
風も微風で心地よいです。

そうしましたら森に入ると仔猫が興味深そうにあっち見たりこっち見たり。
これは行けるなと地面に下ろしてしてみました。
クンクン嗅ぎながら私たちから5mぐらい離れて、また戻って来て、その繰り返し。
仔猫
逃げないんです。
戻って来る。
仔猫
よたよたと冒険。
仔猫
そしてまた戻って来る。
仔猫
それからついに、初トイレ。
仔猫

森からの帰りは、家内の胸に顔と手を当てて眠っていました。
人で言えば、2~3歳児くらいなのでしょうか?
とにかく、愛おしかったです。
仔猫

森散歩の効果?

帰宅して目が覚めたら、飲むミルクは規定量、ようやく飲んでくれるようになりまして。
ちゃんとミ~ミ~と鳴いてくれるようになり、すっかり元気に。
おびえている様子が微塵も感じられません。

たった28時間でこうなりました。
トイレもその後順調で、家の中では毎回自分から猫用トイレにはいって用を足してくれます。

夕食後は座った私の膝まで、たどたどしくですが自力で上がれるようになりました。
仔猫
変に甘やかすのではなく、仔猫が寄って来て撫でて欲しそうだったらそうしております。
そんな拾った翌日の様子でありました。
仔猫

拾った日から今日で4日目。
今朝の様子がこちらです。
朝四時に元気に寝起きし、ミルクタップリ飲んで部屋の中をパトロールし、家内が掃除機をかけるので私が布袋を首から下げ、そこに入って熟睡。
こういう状況でこのブログを打ってる私は、猫アレルギーで呼吸が少し苦しいですが、この仔猫が体験したあの日の恐怖には全然及びませんので平気なのであります。
仔猫
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊🐈

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
猫日記
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