< 野鳥用ミノムシ型エサ台より続く
☆用意するもの
さて昨日お話ししましたミノムシ型エサ台を作ってみました。
所用時間は約10分でした。
とても簡単に作れるのですが、まずは用意するものを挙げておきますね。
野鳥用ミノムシ型エサ台の材料と、道具
①金網15㎝×15㎝ほど。
②結束帯の小(100円ショップで売ってます。)
③S字フック
④ヒモ20㎝程度。
⑤ニッパ(金網が大きい場合、切断用に。100円ショップで売ってます。)
⑥軍手
①の金網ですが、太さは写真をご覧ください。
手で曲げられる程度の、やや硬めが目安です。
金網の目の大きさは、小指の爪程度。
錆を防ぐためにも、コーティング(緑色)してある金網が良いです。
④のヒモですが、これはエサ台を吊り下げるためのものですから風合いも大事。
私はシュロ縄(もしくは麻ヒモ)を使っております。
☆作り方
ミノムシ型エサ台作り
ホームセンターで切り売りの金網を買ってきました。
さすがに15㎝×15㎝という寸法では売ってもらえないので、1m(定形)×20㎝(長さ)で購入。
これで税込み220円。
これをニッパで20㎝×15㎝に切断。
ケガ防止のために、ここからは軍手はしてくださいね。
さてこの切断した網を、次にクルクルと巻きます。
太さおおよそ5㎝、長さ15㎝に。
それから巻いた片方を潰して袋状にします。
そしてこのように、小さい結束帯で留めます。
留めるのは、側面と底(潰した方)です。
結束帯の出っ張りは、ニッパでキッチリ切断します。
結束帯の切断面を軽く触ってみて、尖っていたとしたら、再度ニッパで仕上げの切断をします。
イメージは、爪切りです。
それから今度は潰していない側に、吊り下げ兼補強用に結束帯をこのように(8の字に)緩くつけます。
そして最後に、金網切断面の尖って危ない部分をある程度ニッパで整え、あとで人間が怪我しないようにやや内側に曲げこんだらもう大丈夫。
軍手をお外しください。
牛脂を入れてみる
この時のポイントは、牛脂などがどうにか入れやすい程度の大きさにすることです。
ここで金網が二重になっているのが分かります。
巻いたので当然ですが、この二重というのがなかなか良いのです。
一重だと割合簡単に野鳥が脂を食べてしまいます。
ところが二重だと、少し食べづらくなりまして、野鳥たちもどうやったらうまく食べられるか考えるのです。
この考えさせるというのが大切で、ただ平台にエサを置くやり方では野鳥の野生、つまり生命力を鈍らせてしまうのです。
野鳥であっても人であっても、単純に答えを教えるだけでは生きた教育ではありません。
私はそう思っています。
吊り下げてみる
最後に、吊り下げ用に付けた結束帯(8の字)側にS字フック、そこにヒモを取り付けます。
そしてもう一方のヒモの端は、木の枝に結わえます。
これでミノムシ型エサ台の完成です。
ただし写真では、S字フックの位置が逆ですが、これは撮影用のため。
実際はS字フックが下に来ます。
さていよいよ今夜から明日朝にかけて雪がうっすらと積もる予報の札幌です。
これから窓辺の木の枝に、ミノムシ、下げてきます♪
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊