☆園児達へのプレゼント
1歳から5歳児まで、たまに植物教育に関わることにありまして。
今回は慕ってくれる子供達へのプレゼントという事で秕拾いをしました。
秕と言うのは、栗の実の事です。
もう少し詳しく申しますと、普通栗のイガの中には栗の実が3個入ってます。
この3個には貧富の差がありまして。
栄養が豊かに行き届いた大きく丸みを帯びたものは収穫して食品として利用されます。
そして3個の内の「貧」
栄養が行き届かなくて小さなものを、秕(しいな)と呼びます。
この写真で申しますと、真ん中の実が秕となります。
札幌のこの時期、栗の実拾いのおじいちゃんおばあちゃん達が美味しい実を集め去った跡。
特に貧相な秕が残されています。
こんな感じで。
椎名の中でも悲惨なくらいの栄養不足なのですが、これがカチカチのペラペラ、つまり硬くて薄いのです。
これを私は「ペラぐり」と呼んでいます。
このペラぐりを指で軽くこすっているとピカピカしてきます。
40枚ちょっと集まったので、お昼には届けに行ってこようと予定してます。
みんな、自然が好きな大人に育ってねと言う思いを込めて。
ちなみにこちらは秕で小さく育ったもの。
「チビぐり」と私は呼んでおります。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊