☆不定根の出し方
道端でたまに見かける野草、ノブドウ。
この実が愛らしくて私は大好きです。
先日、灼けたアスファルトの歩道をものともせずに、道の半分まで広がっていたノブドウの枝をもらってきました。
葉っぱを数枚だけ残して。
しかもその葉の大きいものは、半分だけに切って。
それからキレイな水を入れたコップにさしておきました。
そうですね、枝の長さは20cmほど。
太さは鉛筆の半分くらいのものが良いです。
室内の日陰に置いて2週間。
ついに出てきました、不定根。
不定根というのは、本来根っこが出てくるはずではない場所から出てくる根のことです。
この場合は、切った茎から根が出てきています。
白いプツプツが全部不定根です。
その中でも下の三本が元気に伸びてきています。
こうなれば根付きやすいので、容器に赤玉土4:黒土4:鹿沼土2の割合で混ぜた土を入れ、その土に水をかけて湿らせ準備。
そして茎の不定根が全部埋まるくらいの深さの穴を、鉛筆か何かで空けて、その穴にノブドウをそっと入れます。
不定根を傷つけないようにするのがポイント。
植え終わったら、表面にバーミキュライトを1~3ミリの厚みで敷き詰めます。
乾燥を防ぐためです。
嬉しい事にそれからさらに2週間。
新しい芽が伸びてきました。
これは、根が付いたよというサインですから、本当に嬉しい変化です。
ノブドウのこうした水挿し→挿し木というのは、あまり細い枝だとちょっと難しいかもしれませんので、先ほど申しました鉛筆の半分ほどの太さを目安にすると良いと思います。
ちなみに、こちらが昨年9月に不定根を出したノブドウ。
鉛筆の6分の1の太さほどでしたが、今年の鉛筆半分と比べると不定根(白いプツプツ)の量が全然違います。
ともあれ、カワイイですよノブドウとその実。
これからの生長が楽しみです♪
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊