札幌は、秋の気配

喫茶~言の葉
この記事は約2分で読めます。

☆秋の初めに~暦

8月に入って、植物も動物も活発になっています。
とにかくこの時期は、見て触れて調べて確認しての作業が大忙し。

旧暦で申しますと、自然界では一昨日で夏が終わっているという事だそうです。
つまり新暦の8月3日までが夏だそうで。
本州などではまだまだ猛暑が続いていますが、そう言えば札幌は数日前から朝晩に秋の気配が漂ってきています。

そうして明後日。
新暦の8月7日が暦の上でも立秋。
ここからは残暑となるわけですね。

新暦だの旧暦だのとこんがらがりやすいですが、こうして旧暦を意識するとまるで自然界の息遣いが見えるようです。
本当に面白いんですよ。
皆さまも機会があれば是非、旧暦を意識してみてください。

私は今月、あれこれ忙しく動き回っています。
植物や昆虫、そして川の生き物の調査など。
外の活動が色々入ってくるので、まずは何よりしっかり睡眠で好調を維持してます。
残暑見舞い

☆接客業に向かない、ゴマダラカミキリ

さてそんなふうに過ごしていた先日。
私はある川原に居りました。

川岸のヤチダモの実を調べていたところ、その近くにゴマダラカミキリ発見。
それが折からの風で振り落とされて私の前に落ちてきたんです。
ゴマダラカミキリ
向こう岸には、3歳ぐらいの男の子がお母さんと川遊びしていましたので、どれ見せてあげようと思い、ゴマダラカミキリを持ってその子の所へ。
「ほら、キレイな虫がいたよ。」と見せてあげると、男の子もお母さんも大喜び。
それでお母さんが写真を撮りたいと仰ったので、ゴマダラカミキリを岸辺に置きまして。

お母さんがスマホを構えている間に、そのゴマダラカミキリはパッと羽を広げてぶぅんと上昇。
そのままクルクル数回回って、元居た対岸の元の木の所に戻って行きました。
よほどその場所が好きだったのでしょう。

残された男の子とお母さんは、ポカ~ン。
ゴマダラカミキリよ、いつもはそんなに早く飛び立たないじゃない。
もっといつもノンビリしてるじゃない。
こういう時にこそ、小さな男の子とお母さんに見てもらったら、もっと自然が好きな親子になるじゃない。
まったく愛想のない、接客業には不向きな奴でありました。

しかし今思うと、お母さんが撮影する前に、男の子にゴマダラカミキリの立派な触手や背中を撫でさせれば良かったなと私も反省しております。
という感じで。
今週は、観察調査と資料作りで終わりそうな勢いです。
まぁでも、こちらも明日からはしばらく、日中30℃なんて日がしばらく続くみたいですね。
体調管理には気を付けますね。
ゴマダラカミキリ
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
シェアする
KAZUHIKOをフォローする
タイトルとURLをコピーしました