スゲ

スゲ ささやかな発見
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川辺の植物忘備録

スゲの種類は多く、日本には260種ほどが自生しています。
そしてその大部分が、湿生植物と言われ、水気の多い場所に根を下ろしています。

イネ科との違いは、茎の断面が三角形である事。
北海道など寒冷地の湿原では、スゲが大型化し谷地坊主と呼ばれる丸い形に盛り上がっているものも観られます。

昔は、大型のスゲは、笠や蓑に使われました。
漢字で書くと「菅」
官房長官とか大臣に居た名前もここから来ていますね。

また、水質浄化能力もあることも研究で証明されています。
そしてスゲが群落形成している場合、高茎性の植物の侵入を防ぐ力も備えていることが岩手大の研究などでも証明されていまして、川辺の風情を醸し出すのにも、一役買ってくれている植物です。
スゲ

地味ですけれども働き者のスゲ。
とりあえずは私の忘備録として挙げておきました。

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
ささやかな発見
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