☆寒さに弱い植物があるということ
以前にお話ししたリラ冷えですが、まさに札幌、今日がその日です。
最低気温も、昨日より6℃ほど下がって、7℃台の予報が出ています。
昨日の最高気温と今夜あたりの最低気温の差は、17℃。
この温度差で、早めに野菜や花の苗を外に植えた人は大後悔となったりするわけです。
温度差で、種類によっては弱ったり枯れたりしますからね。
北国特有の5月の寒波であります。
ライラックの花もちょっと盛りを過ぎようとしている時期。
この花が咲くころには、寒さに弱い植物は外では大変な目にあうと覚えておくのが良いと思います。
こういう決まり事を無視して、商売優先で何でも人より早く売ろう早く儲けようとしている輩が多くなってきたなと、私の師匠がこぼしていたのはもう40年前の話です。
それ以前は、植物に関わる人はみんな、業者さんも、ちゃんとリラ冷えが抜けるまで待っていたんでっすって。
待っていられた、とも言えますね。
本当に良い時代だったのだなと思います。
☆寒さに強い植物だってあるということ
つまりこの時期に育っている植物達は、寒さに強いと言えるんです。
なので、前に述べた春の妖精と呼ばれる植物群もそう。
そして毎年生き続けている樹木だってそうなんです。
そう思いながら森を歩いていると、こういう植物に出会いました。
マムシグサです。
そう、毒蛇である蝮(まむし)の名が付いた植物。
蝮草というからに、見た目もなんとなく蛇っぽいんです。
この胴体、、いえ、茎をご覧ください。
そして、これは見た目だけではなく、根や葉などと全体に毒があります。
食べるのはもちろん厳禁ですが、その汁に触れても炎症を起こしますので、どうかご注意ください。
こちらが、マムシグサの全体です。
見ている分には、立ち上がった毒蛇マムシで、頭部は毒蛇のコブラみたいですよね。
いずれにしても、毒じゃ。
、、、という事で。
本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐