☆栗のトゲのお話
札幌は朝夕、すっかり秋めいてきました。
とはいってもまだ、日中は嫌になるぐらい暑いです。
先日、お盆休みに山際を歩いていたら、見事な栗の実。
まるまるとして来ていて、本格的な秋がすぐ近くまで来ていることを教えてくれたようでした。
さてこの栗のトゲトゲ。
最初のころは柔らかいのですが、中身が育ってくるにつれて固くなってきます。
茶色になったら、もう武器です。
このトゲトゲ。
これをイガと言いますよね。
イガは元々何だったのかと言いますと、葉っぱなんです。
葉っぱの中でも、最後のほうまで実を守っている「苞葉(ほうよう)」というもの。
長い進化の中で、トゲに変身して行ったんです。
我が子(実)を守るために外敵(実を食べる動物)と戦う親心(イガ)という感じでしょうか。
この頃なんだか、イガって愛しいなと思うようになりました。
ガンバレ!
ガンバレ!!
あなたも、負けずにがんばって!!!