ポインセチアの季節

ポインセチア お手軽栽培術
この記事は約3分で読めます。

☆クリスマスフラワー

日本で、おおよそ11月ぐらいでしょうか、出回ってきますね、ポインセチア。
ポインセチア
葉は、キレイな緑。
そして一番目立つ部分が、苞。
※「苞」については、茶花の各部とその役割をご覧くださいませ。

さて、写真を出しますが、この赤い部分ですね。
ポインセチア
この写真で言いますと、中央の白いのが花の集まりなんですね。
ちょいと、花の部分をアップしてみますね。
ツボミがいくつか開きかけてるのが見えますよね。
ポインセチア

この、苞の赤が、キリストの流した血。
そして、葉の緑は、永遠の命を表すそうで、これがクリスマスフラワーとしての意味付けですね。
※ただし、赤以外の品種もあります。白や桃、そして混色など。

☆ポインセチアを買ったあと

さて、このポインセチア。
鉢物で今、販売の真っ盛り。
お買い上げされた方も多いでしょう。

でも、せっかくお買い上げされても、お世話の仕方が分からずにクリスマスまで待たずに枯らしてしまう方も一定数いらっしゃいますよね。
そこで、次のポイントに注意してお世話されると良いと思いますので、挙げておきますね。
ポインセチア

・ポインセチア、お世話のポイント

①光が足りないのは要注意

とにかく、日光が大好き。
なるべく多くの日光に当ててください。
光と言っても、通常の蛍光灯などでは意味がありません。
光の成分も、日光と蛍光灯ではずいぶんと違いますしね。

②寒いのも要注意

いくら光が好きと言っても、10℃より下になると葉を落とします。
好きな温度は20℃~25℃ですから、やはり室内でお世話します。
もし手間をかけられるなら、冬でも暖かい地方だと、15~25℃ぐらいで微風の時間帯は、なるべく外に置いてあげるのも良いです。

③水のあげすぎは厳禁

けっこう多いのがこちら。
かわいがり過ぎて、水をしょっちゅうあげちゃうって方がいらっしゃいます。
すると常に土が湿りすぎている状態になりますね。
これを過湿と言います。湿りすぎ、ですね。
こうなると枯れますので、水のあげすぎは厳禁です。

④水のあげなさすぎにも注意

どちらかと言うと、乾燥に強い植物ですから、お世話は乾燥気味に行います。
でも。
だからと言って、やらなさすぎはいけません。
なので、土の表面が乾いて、その上で鉢をもってみて「あれ、軽くなったかな」と感じたらやや控えめにあげるようにしてください。
室内の環境によって乾き方も違うので、ここは乾燥のパターンが見えてくるまで観察が必要ですね。
ファイトです!
ポインセチア

☆もう一つの注意点

室内で育てる上で、これはちょいと覚えておいていただきたいことがあります。
それは、ポインセチアの樹液です。

ポインセチアの葉っぱや茎を折ると、白い樹液が出てきます。
これ、直接触れない方が良いです。
かぶれる方がいらっしゃるんですね。

また、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんが冗談でもキレイな葉っぱを飲み込んだりしないようにしてください。
口に入れるのは危険ですから。
ポインセチア

さて、今日も最後までお読み下すってありがとうございます。
昨日の出版規制問題に、世も末だと感じつつ、、、。
せめて少しでも佳い日でありますように💐

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
お手軽栽培術
シェアする
KAZUHIKOをフォローする
タイトルとURLをコピーしました