菊の千輪咲き

古典園芸
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☆江戸園芸の華

•千輪咲き

浅草の浅草寺。

こちらを朝早く散策。まあ気持ちが良い。あまりにも気持ちが良いのでTシャツで歩いてたら目立ちましてね。行き交う皆さん、冬服で。

それはそうと、菊の千輪咲きが浅草寺に飾られていたんです。1本の茎に沢山の菊の花。

こちらが、千輪咲きです。

千輪咲きと呼ばれるには、決まりがあります。一茎に同時に花が500輪以上咲いていること。これが条件なんです。

•百種接分菊

この、千輪咲きの源流は、江戸園芸。それが今でもこうして受け継がれていて、浅草寺に供えられるというのが、なんとも素晴らしいですよね。

さて、その江戸時代。園芸華やかなりし時、百種接分菊という幻のような作品が作られました。

その浮世絵がこちら。

一つの茎に対して、なんと百種類の菊の花を一気に咲かせたとあります。

これに使われた技術の1つが、接ぎ木。

こうしてみると、江戸園芸にかけた日本人の熱意と技術力の凄さが伝わってきますよね。

さて本日も、最後までお読み下すってありがとうございます。

どうぞ今日が、あなたにとって佳き日となりますように💐

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
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