☆閉鎖花の不思議
昨日、家内と散歩しながら小さな河原へ行きました。
ミゾソバの花が一面に咲いていて、それはそれは見事でした。
小学生5~6年くらいの男の子たちが数人で魚取りをしている景色を眺めつつ、ミゾソバの「閉鎖花」の撮影をしたのでした。
先日も「可憐なミゾソバの花」という記事を書きましたが、普段見逃しているこの花を、観察会などでじっくり説明しますと、特に小さなお子さんなどは特に興味を持ってくれるのが嬉しいですね。
ところが、私が以前に作った「ミゾソバの閉鎖花」の画像がどうもよろしくない。
何と言いますか、美しくない。
やや不鮮明。
つまり閉鎖花の魅力がどうにも伝わらない写真だったのです。
「閉鎖花」と申しますのは、地面の中で生まれる花で、地上の花と違って、周りに土があるので開きません。
だから、閉鎖花。
そして花が開かないのに、種は出来るという、とても不思議な命の仕組みを教えてくれるものであります。
こちらが、今回撮影したミゾソバの閉鎖花。
お分かりになりますでしょうか。
根の方から、蕾が出ています。
こちらも、そうです。
土の中に花が生まれて、種を残すという仕組みは、一見意味の無いようにも思えますが、これはある種の保険なのです。
仮に大雨などで川が氾濫して、地上の花が泥水などをかぶって全滅した場合、閉鎖花から生まれた種は、そこに根付く可能性が高いと追分です。
また、地上の花から生まれた種が、他の植物の葉などに邪魔されて、うまく土まで届かずに根付かない場合も考えられます。
それと比較しても閉鎖花の実は、確実に最初から土の中にあるわけですから芽を出しやすい。
つまり閉鎖花は、ミゾソバにとって二段構えの子孫繁栄のための戦略という訳です。
そんなわけで、昨日はようやく資料になりそうなミゾソバの閉鎖花の撮影が出来て、大満足の河原散歩となりました。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日となりますように💐😊

