< ギックリ腰療養記①より続く
☆病院には行かない決断
正体を見極める
便利な世の中です。
22日の夜、居間のパソコンデスクの椅子で過ごしながら、とてもではないですがトイレに行きたくないので水分を極力摂らずに過ごしました。
しかも痛くて眠れない。
動けなくて痛くて眠れないのですから、、、、目の前にはパソコン。
激痛の中、体の軸をずらさないように意識しながら両手でキーボード。
そこでただ一心に、ギックリ腰の原因と症状、そして治癒までの流れを調べました。
調べものと言うのは何事もそうですが、一つの情報源だけで物事を知った気になるのは大きな間違いの元となります。
文献も同じですね。
たった一冊の本しか読んだことのない者を警戒せよ、とも申します。
それに関してなるべく多くの情報源を探った結果、多分おおよそ大雑把に、私なりにギックリ腰とはこういうモノなんだろうなと見えてきたのです。
ギックリ腰とは
多くの情報源が、ギックリ腰の正確な原因は不明と書いてありました。
ただ背中から腰にかけての筋肉や腱などの、急激な損傷や炎症と言う事は分かりました。
それでやはり初期は激痛期とも言われ、一番痛みが激しい時。
ここでまぁある程度動ければ、軽度。
何とか歩ければ、中度。
ほぼ動けなければ、重度と言う事らしいです。
私は、重度ですね。
それで、上手く療養すれば、1週間から10日で快復ということが分かりました。
ただ、きちんとケアしなければ、このギックリ腰と言うのは繰り返すそうです。
そう言えば以前に、このギックリ腰であちこちの整形外科に掛かりましたが、繰り返していますもの。
当然、CTだのMRIだのレントゲンだのと、毎回初回受信料は高額になってました。
そしてすぐには治らない。
でも今は還暦過ぎ。
自分の体で実験しても誰の迷惑にもなりません。
あ、家内は大変か、、、ごめんなさい。
でも、自然治癒10日でできるなら、そっちがいいと決めた時。
日付は変わって23日になっていました。
ギックリ腰発症と快復までの流れ
発症は突然です。
パキンとか、ビキンとか、バキという感じで突然腰辺りに物凄い痛みが走り、重症だと痛みで全く動けなくなります。
発祥の切っ掛けが、くしゃみと言う事もあるそうです。
怖い。
それで、何より大事なのが初期の安静。
患部マッサージや温浴は厳禁。
内部炎症が落ち着くまでは患部冷却。
痛みが落ち着いて来たら、用心しながら無理をせずゆっくり動いた方が治りは早いようですね。
ただ発症後、2~3日経過しても症状改善が見られない場合は、重大な別の原因(骨折等)がある場合があるので病院受診した方が良いようです。
1週間も経てば普通に歩けるようになりますが、筋肉も落ちており、ここで無理をすると簡単に再発してしまう事も有るので要注意。
痛みが引いて日常生活に戻れても、筋力回復を意識し最低でも2週間はまだ万全ではないと意識したほうが間違いないようです。
☆痛み止め服用、そしてコルセット着用
考える人
パソコン検索しながら、いつの間にか眠ったようです。
しかしすさまじい激痛で起こされました。
眠っていて少し動いてしまった様です。
背中に焼けた鉄柱を差し込まれたような痛み。
いえ、そんな経験はないですが、そんな感じがしました。
これで痛みが一層ひどくなりました。
これには本当に困りました。
その上、さすがにトイレに行きたい。
いくら水分を控えていても、出る物は時間になったら出る。
と、点けっぱなしになっていたパソコンの画面に、体が動かない分、目が行きました。
何とそこには、水分不足が原因でギックリ腰になるという専門家の情報が。
何と言う事でしょう。
もうこうなったら私は洋式トイレに四六時中座って、ロダンの考える人みたいに過ごさねばならないのではないかとも思いました。
いや本当に。
人類は微生物から進化したのだから、、、などと
慌てて水分を摂りました。
そしてもう一刻の猶予もなりません。
もう既にトイレに行きたいのだし、その上水分も多めに摂ったし。
家内は寝室でまだ寝てる時間だし、猫は起きて私を見てますが役に立たないし。
歩けない。
でもトイレには行きたい。
つまりは移動しないと申し訳ない事になるのです。
前日はまだ家内が居て移動の補助もしてくれましたし、なんとかなりましたが、この時はたった一人。
考えました。
人は微生物から現在の姿に進化したのです。
そうだ、何も二足歩行に縛られることはない。
腰と背中の炎症、、、これは腕と首にはまだ悪影響を及ぼしていない。
よし、これを使ってトイレまで移動しよう。
聞くも涙語るも涙。
私は両腕だけを使って、椅子から机や台を利用しなんとか床へ。
それはもう時折あり得ない大激痛。
痛くて寒い朝なのに汗をかいて。
そしてトイレまでの約8mを、うつ伏せで両肘とおでこを使って匍匐前進。
もうオシッコ漏れそうなんて状況で、水棲生物が初めて陸上に上がった時はきっとこんなだったろうなんて考えが浮かびました。
ただ私は現代人。
そういう生物と違って、私は決められた場所でしかオシッコはしない。
目的地到着、しかし高い壁
もう限界という前に、どうにかトイレ到着。
しかしこの状況でどうやってドアを開ける?
前日と違って、もうここまででかなりの体力と筋力を使い果たしています。
昨日とは全然違う状況でした。
でもどうにかなるものですね。
横を見ると、ビニール傘。
その握り手部分を取っ手にかけて押し下げ、なんとか指でドアをこじ開け入室成功。
このドアノブが握ってひねるタイプではなくて助かった。
ここまでの移動で気付いたことは、足や腰に力を入れなければさほど痛みは生じないという事。
そこで目の前に洋式便器。
まず床から蓋だけを開け、まずは両肘で状態よゆっくり起こし、激痛が走っても今の状態をキープ。
痛みに負けて床に崩れ落ちては元の木阿弥。
そうして便座と壁とに体重を乗せてゆっくりゆっくり体を便座の上で半回転。
文字で書きますと簡単そうですが、ハッキリ申しまして、死ぬかと思いました。
よくぞ漏らさずここまでとむせび泣く六十二歳。
そんな23日夜明け前でありました。
当然、家内が起きてくるまで、便座に座って動きませんでした。
救世主登場
陽が昇り家内が起きてきて猫が駆け回る。
私はトイレから救助され、両脇にベルトを掛けてもらい半分背負われて元の椅子に帰還。
激痛も、背中と腰の炎症が原因で、無理にひねらなければ168時間後には遅くとも歩けるのだと頭で整理しましたら少し気が楽になりました。
でもやはり気になるのは、食事や睡眠より、トイレです。
そして幸いにもこの日は祝日で家内の仕事も休み。
そこで、私が以前に整形外科で購入しなければならなかったギックリ腰用のコルセットを押し入れの中から探してもらい、着用。
同時にアイスノン(保冷剤)を背中と腰に固定して冷却。
更に、鎮痛剤と消炎剤を買いに行ってくれました。
これらのお陰でこの日の昼までには、痛みも少し落ち着き、両腕を使っての壁の伝え歩きも少しずつ上手くなっていったのです。
専用コルセットに冷却材、そして消炎鎮痛剤。
家内の休日を介護DAYにさせてしまいましたが、その埋め合わせはいずれ。
そんな23日の午前中でありましたというご報告。
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ皆さまもお体大切に、佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

